2017年8月27日日曜日

nice things.











お休みの間、書きたいことがたまってしまって続けて告知です。

8/23発売の雑誌『nice things.』に掲載していただきました。
「あの人のごちそう」という特集です。

4ページも掲載していただけるというお話でしたが、本当に普段通りの仕込み風景と少しお話しさせていただいただけなので、どういうものになるのか不安でしたが、なるほどこうなるのかと思いました。
自分では当たり前のことをちゃんとしたいだけなのですが、周りから見るとこうやって見えるんだなと。

あと雑誌には載っていませんが、ライターさんから、「おにぎりを握っている時は何を考えているんですか?」という質問はおもしろかったです。

「え?」っと固まってしまったあと、「…おいしいおにぎりを握れるように、かな?」と答えました。
改めて意識してみると、何も考えてないわけじゃなく、手の状態、お米の状態、水分、塩の量など感覚をフルに使ってました。
ただ言語化してないので、言葉として出てこなかったのです。
僕は言葉をあんまり信用していないので、このことに気付いてちょっと愉快でした。


それはさておき、この『nice things.』。
他にもたくさん素敵な記事が載っていますので書店にてお買い求めの上、「ごちそう」に想いをはせてみてください。

帰省



夏期休業中は地元愛媛と大阪を巡ってきました。
夏目漱石の『坊ちゃん』を片手に道後、四国中央市、今治、しまなみ街道。
広島尾道に渡り、電車で大阪に。
いつもと違う景色、空気感、出会いがあり、楽しい時間を過ごせました。
お世話になったみなさん、ありがとうございました!

楽しんでいる様子は、連れが担当してます
instagram https://www.instagram.com/kato_kenpi/ を覗いてみてください。


常日頃から生き方や在り方について考えることが多いのですが、こういう自分の普段にない日常を見せられた時、改めて自分を見つめ直すきっかけになります。

あと実家で小さい頃の写真を久しぶりにみて、元々好きなものは好き、嫌いなものは嫌いな人間だったのだなあと自分の根っこの部分もみつけることができました。

いろいろとハプニングもありましたが楽しい思い出として残し、またこれから普段の日々を頑張ります。

お店の再開は29日(火)から。
旅の思い出のメニューも出てきます。


2017年8月21日月曜日

補修と補給















8/20〜8/28まで、夏期休業中です。


今日はお店の補修作業を。

お店の外にある木の柵は、あきる野にある沖倉製材所さんで仕入れた東京の杉から、有志の方たちの協力を得て出来た、とても想い入れのあるモノです。

木は大事に扱えば、いつまでも資源として使えるものです。
そのためにも、定期的に天然素材の防水オイルを塗り直す必要があります。
後から追加して塗れていない部分がありましたが、違いは歴然。
手をかけて、いつまでもきれいに使いたいです。


次に店内の壁の補修。

上半期は建物にまつわるトラブルが続出しました。
そういう時って意識が遠のき心が折れそうになります。
しかし同じような問題を抱える先輩方々が、粛々とひとつひとつ問題と向き合っている姿を見て、道を示してくれているような心地でした。
僕のような人間がお店を続けられているのは、周りの素晴らしい方たちのおかげです。
ありがとうございます。



そんなことをしながらも、休日を満喫しています。



ねじまき雲さんで珈琲ゼリーとお酒。

 

いずん堂さんで贅沢そうめんとチーズケーキ。


自分への補給も大事ですからね。
ごちそうさまでした。










2017年8月19日土曜日

夏期休業


8/20(日)〜8/28(月)の期間中、夏期休業となります。

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。


芋けんぴが少し恋しくなった方、お隣の「ねじまき雲」さんで来週の間、少しだけ販売していただいてます。
ねじまき雲さんはただいまサマータイム中で、いつもとは違うメニュー、営業時間で営業されています。
詳しくはブログを確認の上、お越しください。http://nejimakigumo.bitter.jp/
珈琲ゼリー、いいですねえ。

2017年8月13日日曜日

これでいい


デザインの専門学校に入ってデザインを学んだ。
その頃は、もっとモノの背景を見せてくれたらおもしろいのに、と思っていた。

でも今はモノを作るようになって、
背景や物語よりも、自分が感じるものを大事にしたい、と思うようになった。


使う側、作る側の違いだろうか。
作る側のわがままだろうか。


僕がデザインを学んだのは、ちょうどデザインという言葉が世間に広がってきた頃だった。
そしてインターネットが普及し始めた頃でもある。
あの頃に比べると、モノの背景を語る場面はものすごく増えた。
そしてそれは広告として一般的なものになった。


単純に、なにかにあおられて買うという広告的なものが嫌いなだけかもしれない。
学生の頃、ちゃんと意味がわかっていなかった無印良品の「これでいい」という考えが今になってわかってきたかもしれない。

https://www.muji.net/message/future.html

しかしこの文章、けっこう時代を感じますね。

2017年8月9日水曜日

お盆時間
















8月に入ってもいつものように過ごしていましたが、ふと気付くと世間ではお盆休みなんですね。

ということで、急な変更で申し訳ございませんが、

8/11(金祝)〜8/19(土)まで、営業時間を11〜18時といたします。
※13、14日は定休日です。

なお、8/20〜8/28は夏期休業となります。


明日より、新作おにぎりの「塩豚キムチ」と「玄米の青唐じゃこ」が登場です。

暑い日が続きますが、涼しい店内で「冷やしだし茶漬け」や「ところてん」などサッパリするものを食べて、のんびりお過ごしください。


よろしくお願いいたします。


2017年8月7日月曜日

境界線


心を開いて知らない世界に飛び込むのは、とても力がいるよなあ。

人は自分の見たいものだけを見て、自分にやさしい世界にいようとするから。



最近隣に入ったテナントと、そこに集う人たちを見ていて、そんなことを考えていました。

そうは言っても、僕も結構なひきこもり人間ですけどね。

でも知らない世界に飛び込む楽しさも知っています。
自分のなかにはない、新しいものを知った時の感動は、あれはいいものですよホント。

大体ひきこもってるけど、今必要だな、冒険したいなって時はサッと飛び込める、そういう身軽さを大事にしたいです。