2018年5月30日水曜日

6月の予定















湿度が上がってきて、梅雨の季節になってきました。

6月の予定です。




まず、6/1(金)〜6/3(日)に開催される『第四回 トリハ展』に芋けんぴを出品します。
「鳥との歴史」をテーマに絵画や立体作品、鳥をテーマにした民芸品、グッズが並びます。

鳥ってかわいいのです。
野鳥を見てるだけで癒されますが、この展示を見て、知って、触れて、より身近に感じられたら楽しいと思います。



そして、6/10(日)21:00より、お待たせしていましたweb shopの販売受付を開始します。
新作の『甘夏&レモン』、『揚げパンのようなきなこ味』もweb shopに初登場。さらに新作もあるかも。
詳細はまた後日告知します。



その他、プライベートな事情により臨時休業、短縮営業があります。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。

12(火)、16(土)   臨時休業
15(金) 8〜14時 短縮営業




梅シロップの仕込み、らっきょうの仕込みと手仕事の増える季節でもあります。
今年もいいお味になりますように。

2018年5月24日木曜日

芋けんぴ 甘夏&レモン















5月の芋けんぴ新作第二弾、『甘夏&レモン』が販売開始です。


レモンと同じ愛媛県岩城島産の甘夏を使いました。

特徴はなんといっても、甘夏のジューシーな甘い香りとほろ苦さ。

この苦さがあることで、今まで見えにくかったサツマイモ本来の味わいも引き立ちます。


実は今まで酸っぱかったり、苦かったりする柑橘は苦手でした。
でも芋けんぴに使うようになって、その見方が変わってきました。

ただ甘いだけじゃなく、酸味や苦味があることでこんなに味に広がりが出るんですね。



ぜひ食べてみて、またひとつ広がった芋けんぴの味わいを確かめてください。

2018年5月22日火曜日

味な店












当店を一番最初に取材してくださった平野紗季子さん。
その平野さんが編集長的な立場で作られた冊子『二〇一八年の東京 味な店』を手に入れました。

実はこの冊子はPOPEYE 4月号の付録で、その存在を知ったのはずいぶん経った後。
でもこれは絶対読みたい!と直感が働き取り寄せました。便利な時代です。

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完全でなくてもいい。
正しくなくてもいい。
自分がいいと思うことを好きにやっていく。
するといつしか、
誰にもまねできない物語が生まれる。

それを味な店と読んでいる。 

再現性の低い、物語のある店。


『二〇一八年の東京 味な店 《はじめに》』より引用

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《はじめに》の文章からすでにグッときますが、「兄弟よ」とか「塩対応ですがなにか?」とか「そのお皿、売ってくださらんか。」など、気になる見出しが並んでいます。

この冊子を読んで、みなさんの味な店にまた訪ねてみてほしいなと思います。


2018年5月18日金曜日

リンジン

「リンジン」さんに取材していただきました。

http://rinzine.com/post-1299/


リンジンは、“そばで はたらく”をテーマに、これからのはたらき方を考えるウェブメディアです。
いろんな方のはたらき方を紹介して、はたらき方に変えようと思う人に、一歩を踏み出すためのきっかけとなるような記事を掲載されています。


取材のお話をいただいた頃は、相変わらずお店の方向性をモンモンと考えてた時だったので、自分でも一度考えを整理する為にも、お店の出来た経緯をお話ししようと考えました。


取材を受けてみると、やっぱり学生時代の話からになりました。
そうすると、行き当たりばったりに二転三転する経歴で、少々話が間延びしてしまいましたね。
でも言葉に出来てなかった考えがカタチになったりと、有意義な時間になりました。


ふり返ってみると、一番のポイントは、

嫌なことからは逃げてもいい。
逃げて、逃げて、じゃあどうするのか。
なにがしたいのか。
なにができるのか。

と考えたことでしょうか。


人間だから、わかっていてもやれないこと、わかっていてもやめられないことなど、いろいろあります。

でも、これをやらなきゃ後悔するって思うときが来るはずです。


来ない人は、それをやらなくてもうまく生きてゆける、それはそれで才能のある恵まれた人です。


この取材で、その辺りが伝わればうれしいです。

特に学生時代の自分みたいに、毎日つまらないと思ってた人に。


わかってるとは思うけど、つまらないのは自分なんですよね。

楽しいことはそこらじゅうにあって、誰にでもみつけられる。



その楽しさを伝えるには僕はまだまだ力不足ですが、これからも自分の決めた道を進んでいきます。

2018年5月15日火曜日

きなこ味















本日より、『芋けんぴ きなこ味』が販売開始です。


芋は熊本県大津町の中無田農園さんの「高系14号」。
「みたらし」にも使用している、カリッと軽い歯ごたえとやさしい甘みの品種です。

そこにコクはあるけど、黒糖のような苦みはない沖縄県産赤糖で味付けし、その上から北海道産きなこをまぶしました。



味のイメージは、学校給食で食べた揚げパン。

アイデアを思いつき、試食してみると思った以上に揚げパンな感じ。
でも食感はしっかりと芋けんぴで、また新しい味わいの芋けんぴが出来ました。


「みたらし」と平行して作る予定なので、品切れの場合はご容赦ください。

みつけたらぜひお試しください。


2018年5月8日火曜日

向き合う















おいしいチーズケーキをいただきながら、あるイベントの打ち合わせ。

楽しい時間でした。これからがまた楽しみ。



3月あたりから結構ハードに働いていたのですが、やっと一区切りついたかな。
でもどれもいい経験になり、またひとつ前に進んだなという感じがあります。


2月は本当にボロボロで、じゃあこの状況を打開するにはどうしたらいいかと考えた時、思いついたのは「向き合う」ということでした。

毎日繰り返していることだと、わかっているつもりになって慣れでやってしまっていること。
そこに意識を向け、ちゃんと感覚で感じる。
そしてイメージして、コントロールできるようにする。

意識してやっていると、ちょっとずつよくなってきたようです。
ご飯の炊きや芋けんぴの揚げは、前よりよくなった実感があります。

去年の終わりに、ちょうどその部分を次の目標にしていたのでうれしい。

体調が整わなくて全然できてない部分もあったけど、「向き合う」ことでだいぶいい流れができたかなと思います。



次のステップとしては、まず今シーズンの芋けんぴは7月初めまでの予定です。
夏の間は芋けんぴは作りません。また秋の新芋の季節から再開します。

今月中にまた新しい芋けんぴを発売しますが、これで去年までに開発していた芋けんぴの全てが出揃います。
今シーズンは、今まで作った芋けんぴをより多くの方に知ってもらいたいと考えていました。

あんまり新しい味付けでバリエーションを増やしたところで、ただ消費されるだけでキリがありません。
今までに作った自分の納得できるものを、さらにブラッシュアップしてお客さんに食べてもらうには、というところがテーマでした。
予期せぬ伝わり方ではありましたが、結果多くの方に食べていただけてうれしいです。


まずは7月の今シーズンの終わりまで、さらに向き合って芋けんぴを作っていきます。

ちょっと作るペースは落ちるかもしれませんが、お付き合いいただけたらと思います。

2018年5月2日水曜日

5月の予定


GWは先日の予定通りですが、その後の予定です。

都合により臨時休業があります。

22(火)、29(火) 休み


web shopは今月はお休みいただきまして、6月前半を予定しています。

よろしくお願いいたします。


2018年5月1日火曜日

流れを変える















この頃、結構身体はおつかれです。
でも定休日にもちょくちょくお店に行くようになりました。

この前は、ずっとやろうと思ってた店内の模様替えをしたり。
今日は、長年使っていた篠竹の買い物カゴの持ち手を巻き直したり。

なにかを変えると新しいアイデアも湧いてきて、休憩の取り方を変えたり、これからのお店のカタチも少し見えてきました。

身体のケアも鍼灸治療を受けて、その効果に身体に対する新しい意識ができてきました。
一番おつかれな時だったのでその効果にビックリです。



ある人が、「長く続けてる老舗ほど、行く度に小さな変化がある。」と言っていました。
その言葉の意味が少しだけわかってきました。

うまくいっているからといって、何も変えずに停滞していたらいつか止まってしまう。
うまくいってないのに、何も変えないのはもってのほか。

常によりよい方法を。常にひとつ上を目指すことが、よい流れを生むのでしょうね。


凝り固まらず、常に変化できる状態を持ち続けたいです。