「ことりっぷ」さんのwebページに掲載していただきました。
わかりやすくまとめていただき、ありがとうございます!
現在、年末年始特別営業中で営業時間が12〜19時となっております。
芋けんぴも品揃えが変わってまして、現在店頭に並んでいるのは、三種類の芋が入った『芋けんぴBLEND』、あと『ゆず』『生姜』味の芋けんぴとなっています。
『パープルスイートロード』そして新発売の『しおミックスBLEND』は29日(木)にできる予定です。
まだまだ手探りな店なのでわかりづらいところもありますが、どうぞよろしくお願いします。
2016年12月26日月曜日
2016年12月22日木曜日
年末年始営業
明日23日より来年1月8日まで、年末年始特別営業ということで営業時間が12時〜19時となります。
定休日は変わらず日曜、月曜。
年明け1/8(日)は営業。1/9(月)〜11(水)は正月休みとなります。
期間中は去年もやった「おでん」が登場です。
内容はかなりグレードアップしています!
定番の国分寺産大根や豆腐屋さんの厚揚げ、檜原村の生こんにゃく、あきる野の浅野養鶏さんの玉子は半熟で黄身のうまさが存分に味わえます。
あとはもち巾着、キャベツ巻き、はんぺん。
そしてサツマイモ入りの手づくりがんもを作る予定です。
去年は作るので精一杯だったけど、今年はできることが増えて少し成長を感じてます。
そして期間中の週末は「おはぎ」も登場します。
具体的には23、24日と30、31日。年明けは7、8日。
いつもの「あんこ」と「きなこ」に加えて、もうひとつ「さつまいも」のおはぎを作ります。
白あんとさつまいもを混ぜたさつまいもあん、というのがありますが、それほど甘くしてません。
芋のてんぷらのようなホクッとした食感とほんのりした甘さを目指していて、上からみたらし寒天をかけます。
最近はしっとりとろけるような甘みのさつまいも菓子が増えてきましたが、昔ながらのホクッとした甘みもいいんじゃないかと思って、あえて甘みの少ない熊本産高系14号を使っています。
もしかしたら、週替わりで新しいおはぎが出るかもしれません。お楽しみに。
週末以外の平日は、サツマイモで作るいももち入りの「ぜんざい」をやろうかと考え中。
決まりましたらまた告知します。
そしてそして、今回初チャレンジで店内で芋焼酎も提供します。
けんぴ店ということで、お酒も芋にこだわりました!
…というか日本酒も出すつもりでしたが、どれがいいのかさっぱりわかりません。飲むのは好きなんですけどね。オススメがあれば教えてください。
芋焼酎は3種類ご用意しました。
よく芋焼酎使われる「黄金千貫」を完熟させて、マスカットのような香りがあるもの。
うちの芋けんぴにもある「パープルスイートロード」を使った飲みやすいもの。
甘みの強い「紅はるか」を使ったもの。
芋焼酎も芋の種類でかなり味わいが変わっておもしろいですね。
ぜひおでんと共に味わってみてください。
さて今年もあと少し。
よい締めくくりになりますように。
2016年12月21日水曜日
シングルとブレンド
一周年イベントの前に、芋けんぴ作りがわからなくなった時がありました。
その時自分に、
「どんな芋けんぴが食べたいのか?」
と問いかけました。
しかし答えは出てきません。
よく「昔食べた思い出の味を再現したい!」とかありますが、芋けんぴに関しては特にそういうこともなく、ただなんとなく好きになったのです。
では、
「どんな芋けんぴが作りたいのか?」
そう問いかけると少し見えてきました。
ワクワクする、可能性を感じる楽しいものが作りたい。
それが芋けんぴを作る理由なんだと思います。
これまでいろんな芋けんぴを作りました。
様々な品種の芋で作ったり、太さを変えたり、みたらし味、しょうが味、しお味、など。
そして一周年イベントでは新しいことにチャレンジして、食べ合わせを考えたり、揚げ方を変えたり、果汁シロップを使ったり。
産地、品種、味、切り方、揚げ方。
自分の中で芋けんぴの方向性が見えてきました。
しかし芋けんぴにそんなことをやってるなんて想像できるでしょうか?
かなりマニアックに突き進んでいるので、たぶん伝わってないんだろうなあと感じてました。
そこで考えたのが、シングルとブレンド。
シングルけんぴは、特徴のある品種や味のある芋けんぴが一種類入っているもの。
ブレンドけんぴは、数種類の芋けんぴが一緒に入っていて、食べ比べや食べ合わせができるもの。
パッケージは新しいですがブレンドけんぴが定番で、シングルけんぴは変わりダネという位置付けです。
まずはブレンドけんぴで、品種や作り方によって味や食感の違いを感じていただけたらと思います。
明日発売のブレンドけんぴは、喜界島産きび砂糖で味付けした「紅あずま」、「ニンジン芋」と、三度揚げした高系14号を使った「みたらし」の3種類が入っています。
加藤けんぴ店の定番を感じていただける内容になっています。
ちなみに名前はまだ考え中です。
どうしたものか。
それはさておき、ぜひ一度食べてみてもらいたいです!
2016年12月14日水曜日
焦点
最近、店の近くによい苔スポットを見つけました。
小さいヤシの木みたいなのがポツポツと出てて、おもしろい。
子供の頃から生き物が好きで、よく図鑑を眺めてました。
たぶん理科の授業で習ってからだと思うけど、神社の木や、側溝の壁面に生えてる苔が
なんとなく気になってました。
普段見てる世界から視点を変えて、焦点を絞ると見えてくる不思議な世界。
苔玉なんていうのが流行ったこともあったけど、それとは違う。
普段なかなか気付かないけど、身近にそういうおもしろいものがあることがいいんです。
せっかくなので、苔コレクションをどうぞ。
ちなみに名前とかは詳しくありません。
2016年12月5日月曜日
12月の予定
炊きたておにぎりの会、一周年イベント、と秋にやりたかったことができて、しばらくぼーっとしてたら12月になりました。
さて今月ですが、12/18(日)に以前も出店させていただいた、国立のニチニチ日曜市に出店します。
あとは年末年始に去年もやって好評だった「おでん」と「おはぎ」をやります。
今年はおでんと一緒にお酒も出してみようかと考え中。
おでんタネやおはぎも、芋けんぴの試作でみつけた新しいさつまいもの活かし方を試そうと思ってます。
年末年始の営業日は、通常のカレンダー通りの12/31(土)まで営業。
1/1(日)、1/2(月)定休日、1/3(火)より営業です。
年末年始にフッと一息入れたい時、ぜひお立ち寄りください。
2016年11月29日火曜日
さざなみ
一周年イベント『一周年だヨ!全員集合』は無事終了しました。
お越しくださったみなさん、ありがとうございました!
一緒に盛り上げていただいたtocoro cafeさん、ねじまき雲さん、いずん堂さん、ことりさん、喜んでもらえるイベントになり、楽しい3日間を過ごせたのはみなさんのおかげです。
本当にありがとうございました!
イベントをやって、学ぶところやいい経験になったところなど、2年目の加藤けんぴ店を考えるヒントになるものが見えてきました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、イベント用に作りました芋けんぴ『CHIBI KENPI』『フライ ザ サード』『芋けんぴ すだち』在庫がある分だけになりますが、まだ少し販売します。
今回の芋けんぴを作るにあたって、一時期完全に方向を見失っていました。
少し光が見えたのは、ふと浮かんだこんな考え。
「芋けんぴのおもしろさを感じるのはブレンドかな。そしたら今までの定番はシングルオリジンか。」
前々から珈琲の奥深さと、芋けんぴは似ているところがあるんじゃないかと思っていて、芋けんぴ作りのヒントにしていました。
方向を見失いながらも、いろいろと試作して芋けんぴの奥深さが少し見えてきたので、食べ比べと食べ合わせのできるブレンド、そして際立つ個性のあるシングルオリジン(単一品種)、2種類あるとお互いに相乗効果があるのではと考えました。
お隣のねじまき雲さんにそんな話をしたら、珈琲の焙煎やブレンドの話を聞くことができて、たくさんヒントをいただきました。
やっぱり珈琲はおもしろいなあ。芋けんぴもそんな風にならないかなって妄想しちゃいました。
そんなことで生まれた一周年の『ブレンド』けんぴ。
珈琲業界はサードウェーブだなんだといっていますが、ブレンドけんぴは芋けんぴ業界のファーストウェーブか?
いやいや、まだただのさざなみです。
しかしいつかはビッグウェーブになる……かもね。
2016年11月24日木曜日
いよいよ
明日はいよいよ一周年イベント「一周年だヨ!全員集合」当日です。
雨が降ったらどうしようとは考えていましたが、雪が降るのは想定外でした。
しかし「雪積もるな!」という必死の願いが通じたのか、国分寺の道には積もりませんでした。
気温は低そうなので、温かくしてお出かけください。
しかし出店してくださるtocoro cafeさん、ねじまき雲さん、いずん堂さんのブログを見てるとワクワクしてきますね。
ことりさんはワークショップの実施時間が出ています。
11/26(土) 15:30~17:30
11/27(日) 15:30~17:30
明日はどんな一日になるんだろう。
ソワソワしますが、明日に備えて早く寝ます。
2016年11月22日火曜日
芋けんぴの、これから
22、23日は芋けんぴのみの販売を予定していましたが、予想より多くの方にお越しいただき完売となりました。したがって両日の営業はございません。
25〜27日の一周年イベントに力を集中していますので、こちらの機会にぜひお立ち寄りください。
よろしくお願いいたします。
さて今週末はいよいよ一周年イベント『一周年だヨ!全員集合』が開催されます。
加藤けんぴ店は今回、お店の看板でもあります『芋けんぴ』に力を入れています。
しかしギリギリまでうまくいかず、かなり落ち込んでいたのですが、なんとか間に合いそうです。
構想自体は8月の湯布院いる時に考えていたのに、ここまでかかるとは。
最初のイメージとしては、各店から連想するテーマを設けて芋けんぴを作るというものでした。
tocoro cafeさんは、以前にコラボ商品として作った『CHIBI KENPI』をテーマに。
ねじまき雲さんは、珈琲豆の焙煎をヒントに『芋の焦げ感』をテーマに。
いずん堂さんは、ご縁のある徳島のすだちを使って『フレーバー』をテーマに。
ところが実際試作してみても、いまいち自信がもてません。
それどころか定番の芋けんぴにしても、ちゃんと作れているのかわからなくなってしまいました。
でもひとつひとつ、今まで当たり前だと思っていたものも、本当にこれでいいのだろうかと確認しつつ積み上げ直していきました。
前にも同じ結論に至ったこともあったけど、失敗を経ての答えはきっと意味が違ってくると思います。
そうやって、予定ではもう完成品を作らないといけない時期に試作を続けて、なんとか納得のいくものができました。
まだ完成はしてないので油断できないのですが、一周年を前にしてこの苦しみは必要な試練だったんじゃないかなと思います。
自分が納得できるかは大事です。
あとはどう受け止められるか。
芋けんぴの、これから。
ぜひ味わってください。
2016年11月14日月曜日
地層
一周年イベント『一周年だヨ!全員集合』
11/25(金)、11/26(土)、11/27(日)
●加藤けんぴ店、tocoro cafe、いずん堂 12〜20時(いずん堂19時まで)※最終日27日12〜19時
●ねじまき雲 13〜21時(LO 20時半)※最終日27日13〜20時(LO 19時半)
加藤けんぴ店・・・おにぎり、芋けんぴ
tocoro cafe ・・・お菓子、珈琲豆
ねじまき雲 ・・・トコロブレンド「AUTUMN」
いずん堂 ・・・スープ、お惣菜
ことり ・・・バードハウス、バードフィーダー
一周年イベントがもうすぐ開催されます。
僕の方といえば、芋けんぴの試作!試作!試作!で、最近芋けんぴの食べ過ぎです。
この日は気分を変えて、一周年に向けて改装の準備です。
改装といっても棚を作るだけですけどね。
青梅の古道具屋マルポーさんから古材を仕入れて、考えてた設計図を頼りにカットしました。
開店前に内装をやったり、その後も看板を作ったり、スツールを作ったりしたので、かなり手慣れてきました。
たぶん道ゆく人もお店の人が作ってるとは思わない出で立ちでしたね。
古材なので想定通りいかないところもあったけど、それは古材の良さを活かしたいところ。
無駄が出ないというか、何かに活かせられるんじゃないか。
そう思わせてくれる魅力があります。
いいものができそうな予感。
イベント前に組み立てる予定なので完成をお楽しみに!
2016年10月31日月曜日
11月の予定
ひとつ前の記事の一周年イベントもありまして、11月は変則的な営業が多くなります。
11/3(木祝) 11〜18時 祝日営業
11/20(日) 11〜18時 特別営業
11/22(火)、11/23(水祝) 11〜17時 特別営業 ※芋けんぴのみの販売
11/24(木) 臨時休業
11/25(金)、11/26(土)、11/27(日) 一周年イベント
11/29(火) 臨時休業
その他営業時間、定休日は通常通りです。
わかりずらくて申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。
11/3(木祝) 11〜18時 祝日営業
11/20(日) 11〜18時 特別営業
11/22(火)、11/23(水祝) 11〜17時 特別営業 ※芋けんぴのみの販売
11/24(木) 臨時休業
11/25(金)、11/26(土)、11/27(日) 一周年イベント
11/29(火) 臨時休業
その他営業時間、定休日は通常通りです。
わかりずらくて申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。
一周年イベント
早いものでもう11月。冬の気配を感じる季節になりました。
加藤けんぴ店は11月27日で一周年を迎えます。
この一年は、どうやれば続けていけるかを考え続けた一年でした。
求人広告の『明るく元気な方募集!』って文字を見ると、うっ、と顔をしかめる僕が、どうやったらお店を続けられるのか。
器用に、上手くやろうなんて無理。
好きなことをやる他なく、正直に、そして周りに人によろこんでもらうには。
自分なりにあれこれ試して、なんとかここまで来れました。
ご来店くださったみなさん、ありがとうございました。
そんな一周年を記念して、イベントを開催します。
題して『一周年だヨ!全員集合』。
去年グランドオープンの時、『加藤けんぴ店に全員集合』というイベントをやらせてもらいました。
tocoro cafeさん、ねじまき雲さん、ことりさんにご参加いただき、とても気持ちのいい時間が流れるイベントにすることができました。
今年はなんと小平にあります「カフェ いずん堂」さんにも、ご参加いただけることになりました。
肝心の日時ですが、
11/25(金)、11/26(土)、11/27(日)の3日間。
●加藤けんぴ店、tocoro cafe、いずん堂 12〜20時(いずん堂19時まで)※最終日27日12〜19時
●ねじまき雲 13〜21時(ラストオーダー20時半)
加藤けんぴ店は定番おにぎりと、特別なおにぎりもあるかも。そして芋けんぴに力を入れて、このイベント用にすべて新しい芋けんぴを!(開発中。間に合うのか!)
tocoro cafeさんは焼き菓子と、当店とのコラボジェラート。珈琲豆トコロブレンド「AUTUMN2016」の販売も。そしてねじまき雲店内でご注文できる特別なチーズケーキもあるかも。焼き菓子はどんどん進化を重ねられていて、もうすごいことになっています。なにが出てくるのか楽しみです!
当店お隣のねじまき雲さんでは、通常メニューに加えトコロブレンド「AUTUMN2016」も飲めます。tocoro cafeさんの焼き菓子、当店の芋けんぴは持ち込み可で、珈琲と共にお召し上がりいただけます。営業時間が少し異なりますのでお気をつけ下さい。
ことりさんは、バードハウスとバードフィーダーのワークショップ。制作キットがありますので、作って自宅に鳥を招きましょう!今年バージョンになったらしいバードハウスも気になります。
そしていずん堂さんは、おにぎりに合うスープとお惣菜をご用意してくれます。僕がいつも伺っては空間に、そしてサンドイッチやキッシュ、スープにごはんに満たされてます。おにぎりと一緒に食べられるなんて。ああ、お腹が空いてきた。
と盛り沢山な3日間。
参加してくださるのは10年、5年と続けてこられた先輩方です。
恐らくいろんな困難もあり、変化もしていっていると思いますが、その芯の部分は変わっていないと信じられる方たちです。
続けるってすごいこと。
そんな方たちの「今」を感じに。
そして加藤けんぴ店はまだ未熟な1年目ですが、「これから」を感じられるように。
全力で頑張ります!
ぜひみなさまのお越しをお待ちしております!
加藤けんぴ店は11月27日で一周年を迎えます。
この一年は、どうやれば続けていけるかを考え続けた一年でした。
求人広告の『明るく元気な方募集!』って文字を見ると、うっ、と顔をしかめる僕が、どうやったらお店を続けられるのか。
器用に、上手くやろうなんて無理。
好きなことをやる他なく、正直に、そして周りに人によろこんでもらうには。
自分なりにあれこれ試して、なんとかここまで来れました。
ご来店くださったみなさん、ありがとうございました。
そんな一周年を記念して、イベントを開催します。
題して『一周年だヨ!全員集合』。
去年グランドオープンの時、『加藤けんぴ店に全員集合』というイベントをやらせてもらいました。
tocoro cafeさん、ねじまき雲さん、ことりさんにご参加いただき、とても気持ちのいい時間が流れるイベントにすることができました。
今年はなんと小平にあります「カフェ いずん堂」さんにも、ご参加いただけることになりました。
肝心の日時ですが、
11/25(金)、11/26(土)、11/27(日)の3日間。
●加藤けんぴ店、tocoro cafe、いずん堂 12〜20時(いずん堂19時まで)※最終日27日12〜19時
●ねじまき雲 13〜21時(ラストオーダー20時半)
加藤けんぴ店は定番おにぎりと、特別なおにぎりもあるかも。そして芋けんぴに力を入れて、このイベント用にすべて新しい芋けんぴを!(開発中。間に合うのか!)
tocoro cafeさんは焼き菓子と、当店とのコラボジェラート。珈琲豆トコロブレンド「AUTUMN2016」の販売も。そしてねじまき雲店内でご注文できる特別なチーズケーキもあるかも。焼き菓子はどんどん進化を重ねられていて、もうすごいことになっています。なにが出てくるのか楽しみです!
当店お隣のねじまき雲さんでは、通常メニューに加えトコロブレンド「AUTUMN2016」も飲めます。tocoro cafeさんの焼き菓子、当店の芋けんぴは持ち込み可で、珈琲と共にお召し上がりいただけます。営業時間が少し異なりますのでお気をつけ下さい。
ことりさんは、バードハウスとバードフィーダーのワークショップ。制作キットがありますので、作って自宅に鳥を招きましょう!今年バージョンになったらしいバードハウスも気になります。
そしていずん堂さんは、おにぎりに合うスープとお惣菜をご用意してくれます。僕がいつも伺っては空間に、そしてサンドイッチやキッシュ、スープにごはんに満たされてます。おにぎりと一緒に食べられるなんて。ああ、お腹が空いてきた。
と盛り沢山な3日間。
参加してくださるのは10年、5年と続けてこられた先輩方です。
恐らくいろんな困難もあり、変化もしていっていると思いますが、その芯の部分は変わっていないと信じられる方たちです。
続けるってすごいこと。
そんな方たちの「今」を感じに。
そして加藤けんぴ店はまだ未熟な1年目ですが、「これから」を感じられるように。
全力で頑張ります!
ぜひみなさまのお越しをお待ちしております!
2016年10月25日火曜日
食べる会終了
「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」は無事終了しました。
参加してくださったみなさん、ご協力いただいたねじまき雲さん、ありがとうございました!
年に一度の新米で、さらに炊きたてのおいしさを味わってもらいたいと思い開催しました。
まさかのねじまき雲さんでおにぎりを食べるという時間。
参加してくださった方に、炊飯器で炊いた炊きたてとはまた違う、冷めたおにぎりとはまた別物のおいしさを感じでいただけたようで、うれしかったです。
僕自身も普段のごはんの炊き方を見直すきっかけになったりして、開催できて本当によかったと思いました。
またどのようなかたちになるかはわかりませんが、こういう機会を作りたいです。
その時はどうぞよろしくお願いします。
そうそう。
昨日の10月24日は、加藤けんぴ店のプレオープンから一周年でした。
かなりバタバタとしたオープンでしたが、もう一年なんですね。
ちゃんとした一周年はグランドオープンした来月で、とあるイベントを企画中です。
また近日中に告知しますのでお楽しみに!
2016年10月19日水曜日
申し込み完了のお知らせ
「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」に、メールで申し込んでいただいた方全員に申し込み完了のメールを送りました。
申し込んだのに届いてない!という方は、ひとつ前の記事にあるようにメールフィルターの設定をして再度送っていただくか、お店にお電話ください。
連絡が取れた時点で申し込み完了となりますのでお気をつけ下さい。
よろしくお願いいたします。
2016年10月18日火曜日
携帯から申し込みされた方へ
「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」の申し込みを携帯メールからされた方へ。
すでに申し込みされた方には全員に一度返信メールを差し上げましたが、携帯メールの方にはメールフィルターにかかって届いてないようです。
お手数ですが、受信リスト設定で「info@kato-kenpi.com」から届くメールを受信できるよう設定お願い致します。
もしくはパソコンのメールがあれば、そちらの方がいいかもしれません。
僕も携帯はauなのですが、設定をしても待ち受け画面には通知がこなくて、メールを開くと届いているのがわかるようです。
明日19日の夜に再度確認メールを送らせていただきますので、設定のほどよろしくお願いします。
すでに申し込みされた方には全員に一度返信メールを差し上げましたが、携帯メールの方にはメールフィルターにかかって届いてないようです。
お手数ですが、受信リスト設定で「info@kato-kenpi.com」から届くメールを受信できるよう設定お願い致します。
もしくはパソコンのメールがあれば、そちらの方がいいかもしれません。
僕も携帯はauなのですが、設定をしても待ち受け画面には通知がこなくて、メールを開くと届いているのがわかるようです。
明日19日の夜に再度確認メールを送らせていただきますので、設定のほどよろしくお願いします。
2016年10月17日月曜日
特製ツナマヨ
23日、24日に開催する「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」の申し込みは、明日18日(火)までとなります。申し込みをお考えの方はご注意ください。
なお両日とも開催人数には達しました。ありがとうございます!
さて今日は「特製ツナマヨ」のお話。
おにぎりで何が好きかと聞かれたら、僕はツナマヨが好きです。
子供の頃からマヨネーズが好きだったし、父親が食べていたスルメに七味とマヨネーズをつけたのとか、酒のつまみが好きでした。
ある日マヨネーズを自分で作ってみました。
卵、油、酢、塩。
これだけでできるんですよね。
これは割りと衝撃的な出来事で、今まで好きだったけど正体不明なマヨネーズが、こんなふうにできていたんだとわかった瞬間でした。
でもうまく乳化できなくて失敗でしたけどね。
正体がわかれば、正しいイメージができる。
本当に正しい正解は見えづらいし、ないのかもしれないけど、自分で正しいと思える意見をもつことは大切です。
どうにもマヨネーズはイメージが悪いようです。
ドレッシングと同じでほぼ油だからカロリーは高いし、半固形だから使いやすくて摂りすぎちゃうっていうのはあると思います。
でも前にネットで、「卵を使っているのに常温で置いておけるのはおかしい!なにかヤバい保存料が入ってるのに決まってる!」みたいな言葉を見かけましたが、これは間違いです。
マヨネーズが腐らないのは、元々腐ることのない油に強い殺菌作用のあるお酢と塩が混ざっていて、細菌が生きていける環境じゃないのです。
(開封後は外的要因で腐ることもあるかもしれません。)
何事もバランスが大事。
マヨネーズだけが悪いということはないのです。
「特製ツナマヨ」の話に戻りますが、マヨネーズは良質な素材で作られた「松田のマヨネーズ」を使っています。
キューピーも好きですが、あれはやっぱりおいしいです。
ちなみに「おかかマヨ」はキューピーです。
そこに自家製のらっきょうの醤油漬けを刻んでいれています。
味の決め手は実はその漬け汁で、その分マヨネーズやツナのオイル分も少なくなっています。
ツナマヨが好きな人も、あんまりって人も、おいしいと感じてもらえると思います。
自信作です。でもオススメはしません。
決めるのは食べる人ですから。
でも、ね。
ちゃんと知ってから、自分の考えで決めてもらいたいな、と思うのです。
2016年10月11日火曜日
紅あずま
「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」は両日とも開催人数には達しましたが、まだ空きはあるので引き続きご予約お待ちしております。
さて芋けんぴは、期間限定だった『かぼす』は終了し、新しく『紅あずま』が登場します。
実は『紅あずま』を商品化するのは初めてです。
でも、これまでいろんな品種の芋で芋けんぴを作ってきましたが、一番芋けんぴに適してる品種かもしれません。
関東でさつまいもといえば『紅あずま』なんですけどね。
まさに灯台下暗し。
今まで変わった品種や、個性的な味や食感を求めすぎていたのかもしれません。
今までにも何度もそういう壁に当たってきたけど、その都度何が大切なのかを見つめ直してきました。
それでも芋けんぴは、正直まだまだわからないことだらけです。
今いろんなもので言われるようになってきましたが、珈琲豆のように同じ産地であっても農園によって、畑によって品質が違ってくるようです。
さつまいもでも、同じ品種であっても、産地によって、農園によって、さらに出来た年によっても、芋けんぴにした時の仕上がりが変わってくるように感じます。
そのなかで、自分の作りたい芋けんぴをどう作るか。
まだまだ未熟ですが、その時のベストを尽くしてひとつずつ積み上げていってます。
そして今たどり着いた、僕の中の芋けんぴらしい芋けんぴのひとつが『紅あずま』。
味付けはシンプルなきび砂糖です。
これからの加藤けんぴ店の定番になりそうな予感です。
現在店頭には、『紅はるか』『黒糖(高系14号)』『黄金千貫』『紅あずま』の4種類が並んでいます。
『かぼす』がなくなったので、派手さの全くない地味なラインナップです。
Instagramに写るような華やかさはありませんが、それぞれに良さがあると思ってます。
その辺りの、「地味な地力のようなもの」を上げていきたいです。
ようやく秋らしい気候になってきましたので、ぜひ芋けんぴもよろしくお願いします。
2016年10月6日木曜日
週末おはぎ
10/23、24に開催予定の「炊きたて握りたておにぎりを食べる会」は引き続き予約を受け付けています。
18日(火)まで受け付けて、残念ながら定員に満たない場合は19日(水)に中止のご連絡をいたします。
炊きたておにぎりを食べて、ねじまき雲さんの珈琲を飲める機会はなかなかないでしょうから、ぜひ開催したいですね。お待ちしております。
さて今週末は3連休。
9日(日)、10日(月祝) 11:00〜18:00 特別営業
11日(火) 臨時休業
となりますので、お間違えなきようお願い致します。
そして8、9、10日は「おはぎ」を作ります。
この前のお彼岸に作った「黒ゴマおはぎ」をさらに改良したもの。
そしてもう一個は、最近自分の中で熱い視線を送ってる「栗」を使ったおはぎ。
栗ってツンデレですよね。
あんなトゲトゲのなかにこもって、堅い皮と渋い皮をまとっているのに、その中はあんなに甘くておいしいなんて。。
とかどうでもいい話は置いといて、おいしくできるようがんばります。
2016年10月4日火曜日
炊握会
6月のある日の投稿に、炊きたて握りたてのおにぎりを食べたい人はいないかなあ、と書きました。
そしたらお隣の「ねじまき雲」さんが、食べたいです!とすぐに言ってくれました。
それでは新米の頃にやりましょう!ということになり、
暑い夏が終わり、
新潟にほど近い、長野県木島平村も新米の時期を迎えます。
ということで、
「炊きたて握りたてのおにぎりを食べる会」を開催します。
日時:10/23(日) 12〜14時
10/24(月) 19〜21時
定員:各5名から開催 先着10名まで
場所:ねじまき雲(加藤けんぴ店のすぐ隣)
メニュー:大きめおにぎり2個(海苔だけの白米とお好きな具材を各1個)
みそ汁
ねじまき雲さんの珈琲
芋けんぴ
料金:1500円
予約締め切り:10/18(火)まで
※定員に達せず中止の場合は19日(水)にご連絡します。
予約窓口:メール(info@kato-kenpi.com) か 店頭で
もうほんとにおにぎりを食べるのがメインの、シンプルなイベントです。
おにぎりが出来たら、周りは気にせずバクッといっちゃってください。
炊きたて握りたては格別です。もうそれだけでごちそうです。
そして食後にねじまき雲さんの珈琲を。
ごはんに合うような珈琲を淹れてくださるそうです。楽しみですね。
芋けんぴも数種類ご用意します。
参加をご希望の方は
●23日か24日のどちらか?
●人数(一件の予約で2名様まで)
●お好きなおにぎりの具材[油揚げおかか、昆布、鮭、梅干し、たらこ]からひとつ
●お名前、メールアドレス、電話番号
をお知らせください。
それではご参加お待ちしております。
2016年9月30日金曜日
10月の予定
早いものであっという間に10月です。
ついこの間まで8月の湯布院にいたのに…
東京は時間の流れが速いのでしょうか?
というのは冗談で、やることやりたいことがたくさんありますからね。
いいことです。
それに前よりいいペースで仕事ができるようになりました。
さて10月ですが、体育の日がありますので
9日(日)
10日(月祝) 11時〜18時 特別営業
11日(火) 臨時休業
となります。
その他は通常通りの営業です。
芋けんぴは10/1より「黄金千貫」が登場します。
デンプンや芋焼酎の原料に使われ、市販されている芋けんぴもほぼこの品種が使われています。
ザクッと噛める食べやすい食感ですが、当店では少し太めにカットして食べ応えを出しています。それでも芋けんぴらしい芋けんぴになっています。
甜菜グラニュー糖と赤糖を使って、さっぱりとした甘さです。
ぜひ他の芋との違いを食べ比べてみてください。
そろそろ秋晴れの空を眺めたいですね。
では10月もよろしくお願いいたします。
2016年9月27日火曜日
通常営業開始
本日より久しぶりの通常通りの朝営業が始まりました。
すっかり陽が昇るのも遅くなって、お店に向かう時間はまだ真っ暗。
なんとなく、去年の始まったばかりの頃を思い出します。
いつもの惣菜セット、みそ汁、だし巻き玉子。
おにぎりは期間限定の大分名物の「とり天」は今週いっぱい。
湯布院産原木しいたけを使った「しいたけ山椒」はなくなり次第終了です。
そして秋の味覚「玄米栗ごはんおにぎり」もやってます。
これはある日とない日がありますのでご注意ください。
玄米で使っている茨城県産ミルキークイーンは「新米」になりました!
なんだか去年よりも大粒になったようで、見るからにツヤツヤ。
そのままでも美味しいのでぜひどうぞ。
それでは今週もよろしくお願いいたします。
2016年9月21日水曜日
大津町のからいも
夏期休業中、大分湯布院から熊本方面に向かいました。
熊本地震がきっかけで知ることになった、さつまいもの産地、熊本。
特に生産量が多いのは、震源にほど近い西原村、大津町でした。
熊本に行く前、特にツテもアテもなかったけど、なんとか農家さんに連絡をとれてお会いできることになりました。
大津町の中無田さん。
大津町のさつまいも栽培が始まった平川地区で代々芋農家をされている方です。
この地区は平川という川があるんだけど、水量は多くなく稲作には適さない土地だったそう。
そこで始まったさつまいも栽培。
さつまいもには適した土だったようで、育てる農家さんが増えていき、今ではからいもフェスティバルなんて開かれるほどに。こちら毎年人気なんだそう。
ちなみに九州の方は、「さつまいも」じゃなく「からいも」と呼びます。
本州からみると「薩摩」から来た芋だけど、九州は「唐(中国)」から来た芋なので「からいも」。
芋が伝わってきた歴史と、その土地の人の親しみのある距離感を感じられて、いいなあと思います。
さて中無田さんにお会いして、最初に連れて行ってもらったのはからいも畑と芋を保管する貯蔵庫。
大津町のからいも栽培の特徴は、この貯蔵庫。
コンクリート製で土に埋まるように作られた貯蔵庫は、一年を通して保管に適した温度湿度を保ちます。
しかしここも熊本地震で大きな被害を受けており、ひとつはこれから修復作業に入るところでした。
ここで栽培されている品種は「高系(こうけい)14号」という昔からある品種。
ホクホクとした栗のような食感で人気となり、全国各地で作られています。
「鳴門金時」や「五郎島金時」「大栄愛娘」はこの品種を、さらに選抜してブランド化したものです。
大津町でも「ほりだしくん」というブランドがあります。
しかし近年では、ホクホクよりもしっとりとした食感の方が人気があり、「紅はるか」や「シルクスイート」の栽培が増えているそうです。
しかもこの新しい品種の方が栽培や保管にも優れているということで、高系14号はどんどん姿を消しています。
それもなんだか寂しい話です。
芋けんぴにはホクホクの方が向いていますし、なんとか作り続けてもらいたいです。
そして次は、出荷作業をしている場所に。
きれいに洗ったからいもを、中無田さんのご両親がひとつひとつ丁寧にひげ根を落としていました。
「食べる人がよろこんでもらえる、丁寧な仕事がしたい。」
そんなふうに話してくれました。
からいも農家さんは、規模の大きい取引になりやすいので、こうした考えを持った方はとても信頼できると感じました。
最後に道の駅に連れて行ってもらい、熊本名物の「いきなり団子」と「いも天」を食べました。
いきなり団子は知っていましたが、いも天は初めて食べました。
あのうどんと一緒に食べたりする芋のてんぷらでしょ?と思いましたが、ちょっと違います。
衣自体に塩味や甘みがついていたりして、熊本の方にとっては昔ながらのおやつ的な存在のようです。
そんなわけで熊本大津町のからいもを仕入れることができました。
本日より芋けんぴとして店頭に並びます。
味は高系14号のすっきりとした甘みに合うよう黒糖を使いました。
ぜひ食べてみてください。
2016年9月17日土曜日
理系と文系
大分、熊本の旅、締めくくりの地は熊本県西原村にある「株式会社 生科研」さん。
農業における土壌分析を行い、バランスのとれた健全な土づくりを診断、指導してくれる会社です。
農業のことは全く知識がありません。
ただ農家さんは本当にすごいと思います。
自然を相手に草取りから害虫対策、先の読めない気象条件、そして試行錯誤もそんなに回数を重ねらるわけでもない。
そんな中でよりよいものを育ててくれている農家さんには、感謝の想いが絶えません。
農業にもいろんな考え方があると思います。
生科研さんの中嶋農法という技術は、土の状態、作物の状態を正しく知って、適切にコントロールしましょうというものです。
正しく知るというのは、数値化するということです。
見学させてもらった施設には、いろんな分析をする機械が並んでいました。
白衣を着た方が、試験管やシャーレを手に取り、まさに理系の絵。
その後、スライドでいろいろと説明していただきましたが、印象に残ったのは有機栽培との違いの話です。
有機栽培というとなぜかいいイメージがありますが、そういうわけでもありません。
土の状態を分析したら、ある栄養だけに偏っていたり、足りない栄養が多かったりすることもあるそうです。
もちろんその辺りも把握して、有機栽培されている方もいると思います。
なんとなく、のような感覚だけじゃ駄目なんですね。
ぼくが芋けんぴを作り始めた頃、なんとなくの感覚だけで作り続けて失敗ばかりでした。
ある時から油の温度、芋の重さを測り始めて、それから仕上がりをコントロールできるようになってきました。
その時から、理系と文系は分けて考えちゃ駄目だなと実感しました。
今はあんまり理系と文系という言葉は聞かなくなった気もします。
いいことですね。
ただ時々、これは理屈で考えすぎてないか?感覚で考えすぎてないか?と自問自答しています。
バランスが、大事。
2016年9月7日水曜日
再始動
湯布院最後の休日。
少し遠くまで歩き、樹齢1,000年を超える大杉を見てから温泉に。
温泉はやっぱりいいですね。
ゆっくり湯に浸かっていると、最初はあれこれ考え事をしているけど、だんだんなんにも考えなくなります。
何もしないってことが、こんなにもぜいたくなことなんだなと感じるひと時です。
さて、加藤けんぴ店再開のお知らせです。
ずっとのんびりできないし、それはそれで退屈ですね。
おにぎりと芋けんぴ、自分のなかで作りたいし食べたい気持ちが強くなってきました。
18日(日) 12:00〜18:00 ※芋けんぴのみの販売
19日(月) 12:00〜18:00 ※芋けんぴのみの販売
20日(火) 12:00〜18:00
21日(水) 12:00〜18:00
22日(木) 11:00〜15:00 武蔵国分寺公園イベント ※雨天中止
23日(金) 臨時休業
24日(土) 11:00〜18:00 通常営業
25日(日) 11:00〜18:00 特別営業
26日(月) 定休日
27日(火)〜 7:00〜10:00/12:00〜17:00 通常営業
18日から再始動です。
最初は営業時間、メニューも通常と異なりますのでお気をつけ下さい。
22日の秋分の日は、3月にも参加させていただいた、武蔵国分寺公園でのイベントに参加します。公園でピクニック気分で、おにぎりと芋けんぴをお召し上がりいただけます。
芋けんぴは新芋の季節です。
新芋ならではの風味の良さと食感の軽さを楽しめます。
ぜひ食べてみてもらいたいです。
それではみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
2016年9月3日土曜日
日常
湯布院に来て一ヶ月が経ちました。
まだ青かった稲穂も黄色く色づいて、収穫の時をまっています。
子供の頃によく見た懐かしい景色です。
でも大人になって改めて見ると、美しい景色だなあと立ち止まって見ていました。
こちらでの生活にも慣れてきて、東京での目まぐるしさを忘れそうになっています。
でもそれもそろそろ終わり。
この後熊本に立ち寄り、そしてまた加藤けんぴ店での日々が始まります。
毎日の暮らし。日常。
中学生くらいまでの僕は、そういうものにうんざりしていました。
同じような毎日を繰り返し、この先も通る道は決められている。
そんな風に思っていました。
でも高校生あたりから、これはどうやらそういうものではないぞと気付きました。
以来安定とはほど遠い日々を送ってきています。
「暮らし」や「日常」という言葉は、今すこし美化されすぎている気がします。
同じような日々のくり返しでも、考えひとつで見えてくる景色が変わる。
意志ひとつで大きく変えることもできる。
そして自分の意志に関わらず、大きく変えさせられてしまうこともある。
そういうことと隣り合わせなのが、僕たちの普段の生活なんじゃないかと思っています。
まあそんな考え関係なく、普段の日々を楽しんでる方たちはたくさんいます。
大事なのは外からのイメージに惑わされることなく、自分の気持ちに素直になることですね。
どうにも、これが美しい幸せな日常だっていうイメージが出回りすぎてる気がしてね。
ここでひとつ発表。
加藤けんぴ店の再開は、9/18(日)の予定です。
数日間は芋けんぴだけの販売です。
詳細はまた後日に。
2016年8月21日日曜日
後ろの気配
夏の怪談ではなくて。
気を配るって話。
ある方との会話で、ずっと記憶に残ってる話があります。
気配り、気遣いができるようになるにはどうすればいいかっていう話になって。
その方が言うには、
「エスカレーターに乗ればいい。」
とのこと。
えっ?どういうことですか?と聞いたら、
「エスカレーターで、後ろから歩いてくる人のスペースを空けていられるかどうかが大事。」
という答え。
なるほどなあとは思ったけど、その時はまだちゃんとわかってはいませんでした。
今、湯布院の新しい環境で働いていて。
これまでも本当にいろんなバイトをやってきたんだけど、厨房って大体狭いんですよね。
人がすれ違えるかどうかのスペースを行ったり来たりすることが多いです。
そんな時、後ろの気配に気を配れるっていうのはすごく大事です。
いろんな人が働いて、スムーズに仕事をするには、そういう気配りが必要だなってことを、ようやく実感として感じているところです。
あ、ホームページのデザインを少し変えました。
気配りと主張。
バランスも大事。
2016年8月15日月曜日
水出し
湯布院に来て2週間ほど経ちました。
こちらの生活にだいぶ慣れてきて、生活のリズムにも違和感を感じなくなりました。
でも東京に帰れば、またお店の日々。
いまだけの貴重な時間なんだなあとかみしめています。
そんな毎日の楽しみは、東京から持ってきた珈琲豆と日本茶。
珈琲豆は加藤けんぴ店のお隣、「ねじまき雲」さんの珈琲豆。
日本茶は加藤けんぴ店で販売もしてます、大阪の「小原春香園茶舗」さんの日本茶。
なかなかドリップや急須でのんびり淹れる時間はないので、両方とも水出しで。
湯布院に来てよかったことのひとつは、水道の水がとてもおいしいこと。
水ってこんなに違うんだなあと改めて感じました。
その水で作った水出しの珈琲と日本茶。
手軽にこんなにおいしいものが飲めるなんてね。
ものを売る立場じゃなくて、使う生活者の立場として楽しませてもらってます。
そういう立場で考えると、宣伝の下手さは商品にも申し訳ないなあと、痛感します。
今後はそういったことも課題です。
あと一ヶ月ほど。
今だからできることを。
2016年8月9日火曜日
弱さ
由布院に来て思ったより自分の時間があるので、街を散歩したり、読書したり。
ネットで調べたりしたのだけど、今日は図書館に行って、由布院が「まちおこし」で有名になったいきさつを大体知ることができた。そんなことをブログに書こうかなと考えていたんだけど、なにかしっくりこない。
たぶんどれだけ歩いても、本を読んでも、この街の深いところをわかることはできないし、そんな部外者の自分の勝手な感想を書いたところでなんの言葉の重みもないだろうなと思った。
やはり今考えるのは、自分のこと。
しかも自分の「弱さ」について向き合う時なんじゃないかと思う。
「自信のなさ」「コンプレックス」と言ってもいい。
それはお店を始めるきっかけ、根本にあるものだから。
そして春頃からなんとなく頭の中に、「強さ」という言葉と、「自信」という言葉があった。
さらに昨日ひさしぶりに友人と電話したらそういうことを含めた「キャラクター」、「自己プロデュース」という言葉が出てきた。
自分はどういう人間なのか。何がしたいのか。それをどう見せていくか。
考えるとやはり「弱さ」に行き着く。
そして自分はそれを隠そうとしている。
「弱さ」なんて人に見せるものじゃないし、見せられたって困るでしょと、もっともらしい言い訳をつけて。
それはSNSの使い方にも表れていて、Twitterは個人とお店のアカウントに分かれていて、ブログも二つある状態。
Facebookはお店のページはブログのリンクを貼るだけで、個人の投稿は使い道がわからない。
そんなわけで、この文章もどこに書いたものかとずいぶん悩んだ。
でも頭ではわかっている。
「弱さ」を見せたいわけじゃないけど、「弱さ」はあるってことを認めたいと思ってる。
その上で、「どんな人でも楽しみをみつけられる」ということを示したいと思ってる。
ということで、まずはTwitter、ブログの使い分けはやめます。
お店のことも、個人的なことも全部ひとつ全部同じ。
重くなること請け合い!なのですが、どうぞお付き合いいただけたらと思います。
2016年8月7日日曜日
モモ
ミヒャエル・エンデの『モモ』を読みました。
時間がたっぷりあったので、金鱗湖のそばのベンチでがっつりと。
いやーおもしろかった。
気にはなってたけど、どういう話が全然知らなくて。
児童文学らしいけど、惹き込まれて一気に読んじゃいました。
時代の流れが変わって、効率化を図った割に「時間がない」「ひまがない」って言っている近代化に対する批判が込められていると思うんだけど、全然難しさを感じさせないんですね。
説教くさくなくて、おもしろい。
特に灰色の男たちが、観光ガイドのジジをまるめこむあたりはお見事でした。
成功を得たかわりに自分の時間をなくしてしまったジジ。
自分のなかにあるものがどんどん世の中に消費されていく一方。
一度は昔の自分を取り戻そうとするけど、成功を手放すのが怖くて、苦しいと知りつつ今の状況にのまれてしまう。
今の現実で、成功してお金持ちになった人は少ないのかもしれないけど、だれにでも「そういうものなんだろうなあ」と感じさせるものがあります。
成功ってなんでしょう?時間ってなんでしょう?
時間と言えば昔、「忙しいは、心を亡くすと書く。だから忙しいとは言わない。」と言っている方がいました。
確かにそうだな、と思いました。
でも実際のスケジュールは、めちゃくちゃ忙しそうでした。
あと僕は余裕が好きです。
仕事は早めに行って、余裕をもって終わらせられたらと思います。
でも決められた時間に、ということも当然あるので、その時はどれだけ効率よく気持ちよく仕事ができるかを考えます。
うまくいってると、時間に追われてる、時間がないっていう感覚はなく、達成感があります。
ただ最近、自分のペースが乱された時にイライラするんじゃなくて、そういう時の余裕も大事なんじゃないかなと考えています。
時間の使い方をコントロールする。
そういうのが大事なのかなあと思います。
物語の終盤、制限時間付きのミッションが与えられます。
それまで急がば回れのようなことを言っていたカメに、時間を無駄にしているとか、急いで!とか言われます。
最初は違和感を感じたのですが、状況に応じた時間の使い方、コントロールの大事さも示唆しているのかなと考え直しました。
そんなわけで、時間について考え直すいいきっかけになりました。
最近本を読む時間もなかったからなあ。
たぶんまた芋けんぴを作り始めると、全然時間がなくなるのだろうな。
好きでやっているとはいえ、かなり手間がかかりますから。
いいバランスをみつけられるよう、考えていこうと思います。
2016年8月3日水曜日
由布院
2016年7月28日木曜日
今週末の営業
関東もいよいよ梅雨明けしましたね。
さて明日7/29(金)は都合により15:30までの営業となります。
夏期休業前最後の7/30(土)は通常通り11:00〜18:00の営業です。
土曜日は「おはぎ」を作ります。
なぜおはぎか。
なぜなら、食べたいから。
そろそろ身体がおはぎを欲しています。
その他、夏メニューや「けんぴのモト」も今期最後となりますので、よろしくお願いいたします。
2016年7月22日金曜日
今週末の営業
24日(日)は特別営業の予定でしたが、都合によりお休みします。申し訳ありません。
明日は通常通り営業します。
らっきょうの醤油漬けがそろそろ食べられそうなので販売しています。
梅をりんご酢で漬けた、梅サワーシロップも販売しています。
7/31(土)より9月中旬まで夏期休業をいただきます。
「冷やしだし茶漬け」や「ところてん」の夏メニュー、「けんぴのモト」は芋けんぴと入れ替わりになるので、今月までとなります。
それでは明日もお待ちしています。
2016年7月19日火曜日
夏期休業
8月も間近になり、直前のご連絡となりまして申し訳ございませんが、夏期休業のお知らせです。
加藤けんぴ店は、7/31(日)より9月中旬ごろまで夏期休業となります。
2ヶ月余り、揺れ動く想いに悩みながら今回はこのような決断をしました。
日頃からご愛顧くださるお客様には大変ご迷惑おかけします。申し訳ございません。
その間、何をするかと言いますと、九州に行ってきます。
大分由布院で働きつつ、熊本でさつまいもに出会いたいと計画中です。
4月に起きた熊本地震。
その時偶然、当店で熊本の郷土菓子「いきなり団子」(さつまいもの入った団子)を販売していました。
地震は本当に嫌です。被害に遭われた方のことを想うと哀しさと無力感におそわれます。
その時できたのは、いきなり団子の売上の半分を寄付することくらいでした。
その後もラジオで震源地に近い西原村のさつまいも農家さんの話を聞いて、何かできることはないかと心に引っかかっていました。
それとは別に加藤けんぴ店の夏の営業。
お店を始める前は、おにぎりを生業にして、芋けんぴはお店の象徴のようなもの。と考えていたのだけど、実力不足のため全然思う通りにはいかず。
事前の綿密な事業計画は大事だなとは痛感したけど、たぶん今も書けないだろうな。
なんとなくのイメージを持って、なんとかなるさ。では今までの経験上、うまくいく方向には転がりにくい。
でもそこで動きを止めなければ、「なんとか」はなってるんだよなあ。
そんなことで決めた夏の九州行き。
僕はあまり旅を過剰に評価するのは好きではありません。
行ったからといって、劇的ななにかがあるとも限りません。
一時的にいつもと違う景色を見て、すごかったねえで終わるかもしれません。
それでも、自分で考え、行動して、感じて、小さくてもなにかがあれば。
それを少しでもお裾分けできたら。
そんな想いで行ってまいりたいと思います。
7月30日までは通常通り営業していますので、よろしくお願いいたします。
九州のことや、再開時期に関してもブログに更新しますので、たまに覗いてみてください。
2016年7月14日木曜日
今週末の営業
今週末の営業で、17日(日)は定休日とお知らせしていましたが、
17日は特別営業にして、19日(火)に振替休業とさせていただきます。
三連休の予定で言いますと、
16日(土) 11:00〜17:00 営業
17日(日) 11:00〜17:00 特別営業
18日(月祝)11:00〜17:00 特別営業
19日(火) 振替休業
となります。
16、17日はいなり寿司。18日はもしかしたら冷たいものが出てくるかもしれません。
いなり寿司はミョウガを使ったもの。あとウチで漬けたらっきょうを使ったものも作るかもしれません。
アバウトですみません。思いつきで作ることが多いので。たぶん出ます。
冷たいのも出せたらいいなあ。
でも天気が心配…
では3連休、おにぎりが食べたいなあと思ったらぜひお立ち寄りください。
お待ちしております。
2016年7月11日月曜日
7月12日の営業
先週末にtwitterで『夏野菜ところてんは週末限定』と書きましたが、明日7/12(火)から平日もご注文いただけるようにしました。
ただ数に限りがありますので、売り切れの場合はご容赦願います。
でも本音を言うと、たくさんの人に食べてもらいたいです。
夏野菜と、ところてん。
なんていうか、「いいなあ。」って感じるんですよね。
お隣の『訪問介護ことり』の齋藤さんから、「江戸の夏みたい!」とのお言葉をいただきましたが、なにかしら感じていただけるのではと思っています。
ぜひ一度お試しください。
そしてこちらは正真正銘明日限定で、『煎茶焼きまんじゅう』を販売します。
小原春香園さんの茶葉を練り込んだ生地に、自家製つぶしあんが入った焼きまんじゅうです。
おにぎりと共におやつにぜひ。
お待ちしております。
2016年7月8日金曜日
ところてん
みなさん「ところてん」はお好きですか?
あのツルッとしたのどごし、海苔と胡麻の風味、三杯酢のさわやかさ。
暑い夏であっても何杯でも食べられそう。
僕が今一番注目しているもの、それが「ところてん」です。
…今までほとんど食べたことなかったんですけどね。
このところてん、天草(テングサ)という海藻から出来ています。
この天草をとろみが出るまで煮て、さらしで漉して、型で固めたものがところてんです。
ちなみに、そのところてんを屋外で凍結乾燥させたものが寒天になります。
いやしかし天草から作るところてんは、天草特有の香りがするけど、余分な香りや風味がついていないので、本当においしい。
作る前に市販のところてんを食べてみたのだけど、保存のために酢水に浸かっているからか、結構すっぱいように感じました。
ところてんが好きな人も、あまり食べたことがない人も、この夏オススメのところてん。
ぜひ一度食べていただけたらなと思います。
そして明日明後日は、このところてんにナス、トマト、オクラといった夏野菜をのせた「夏野菜ところてん」が登場です。
国分寺で採れたおいしい野菜とところてんの組み合わせ。
これぞ夏の最強コンビと言えるでしょう。
そうそう、今週10日(日)は特別営業しております。
ぜひお越しくださいませ。
2016年6月30日木曜日
7月の予定
明日から7月。今年も半分が終わり、いよいよ暑い季節になってきました。
7月も特にイベントはありませんが、臨時休業や特別営業日があります。
お手数おかけしますが、ブログの告知を見てお越しいただけるとうれしいです。
8日(金) 臨時休業
10日(日) 特別営業日
18日(月祝) 特別営業日
24日(日) 特別営業日
6月はお菓子の新商品を作っていましたが、7月は夏に向けた季節商品を出していきます。
まず明日から『ところてん』をはじめます。
伊豆大島産の天草からつくった『ところてん』です。
余計なものが入っていない、天草の自然な香りが楽しめるところてんです。
出汁を加えてまろやかな三杯酢でお召し上がりいただきます。
僕は今まで、あんまりところてんって食べたことがなかったんだけど、試作して食べていたら大好きになっちゃいました。
ツルツルののどごし。
三杯酢のさわやかさ。
これは夏にぴったりです。
黒蜜も選べるようにしようと思っていますが、これはしばしお待ちください。
明日から暑くなるようですが、ところてんで涼みましょう。
よろしくお願いいたします。
2016年6月29日水曜日
トマトバジル
けんぴのモト『トマトバジル』が発売されました。
6月の新作お菓子大作戦はこれにて終了。
最近米けんぴばかりで、存在が薄くなっていたけんぴのモト。
しかし食べていただいた方からの評判はよく、地味に人気です。
そしてこのトマトバジル味、新作と言いつつも前に作って販売もしていたのですが、配合を見直してのリニューアルです。
正直に言いまして芋けんぴもそうですが、焼き菓子も独学です。
手探りで本で知識を得たり、試作をしたりして、よりよいものになるように考えています。
たぶん焼き菓子じゃあんまりやらないだろうなあということもやっていて、その最たるものは「生ものを使う」ということです。
『おから』だと、生のおからとたっぷりの豆乳。
『あずき』だと、自家製のあんこ。
『トマトバジル』だと、生のトマトとバジルとじゃがいもが入っています。
粉ものは生地の水分調整が重要(なハズ)で、生地の水分が多いと扱いづらいです。
あとあんまりこねたり、熱を加えたりすると出来上がりが堅くなってしまいます。
でもけんぴのモトは堅いのが特徴なので、その辺割と融通が利くんじゃないかと思ってます。
そんなわけで、けんぴのモトは生ものを使うからこその風味を目指しています。
特にトマトバジルはたっぷりの生野菜を使っていて、けんぴのモトらしい味になっているんじゃないかな。
夏にぴったりの味なので、おやつにおつまみにぜひお試しください。
2016年6月25日土曜日
炊きたて、握りたて
明日26日は、「炊きたておにぎりの日」とご案内していましたが、予定を変更して通常通りのスタイルで営業いたします。直前での告知となり、申し訳ございません。
代わりに久しぶりに「いなり寿司」を作ります。
国産大豆を使って菜種油で揚げた油揚げと、新しょうがの甘酢漬けを使ったいなり寿司。
お惣菜はチキン南蛮があります。
ぜひお越しください。
さてちょっとだけ「炊きたて」のお話を。
先日、冷めたおひつごはんも美味しいよ。という話をしましたが、やはり炊きたてのごはんというのは格別です。
ごはんが炊き上がり、フタを開ける。
あつあつの蒸気が立ちのぼり、ごはんの香りが広がる。
そして表れるつやつやのごはん。
もうこれだけで、幸せ。
でもこの「炊きたて」というやつ。意外とその時間は短いのだと思います。
毎日ごはんを炊いて、手で触れている自分の個人的な感覚の話ですが、
炊きたてと呼べるのは、炊き上がってから長くても30分。そのくらいです。
感触でいうと、30分まではごはんに温かさがあり、手でほぐれます。
それ以上経つと、ごはんがくっつきだして、いかにも冷めてきたという感じです。
これはおひつにごはんを移した場合の話です。
炊飯器は十年くらい使ってないのでもう忘れてしまいましたが、どうなんでしょうね。
炊きあがって30分くらいしても、あの幸せな香りはするんでしょうか?
なんだか炊飯器だと保温できることをいいことに、あの炊きたてのありがたみを忘れてしまうんじゃないかなと思ってしまいます。
まあその話は置いといて、次は「握りたて」の話。
握りたておにぎりの価値は、そのあつあつ温かいごはんに、程よい塩気と程よい固まり感を与えるところ。
口一杯にほおばって、鼻に抜けるごはんの香りと噛みしめるほどに広がる甘み。
こんなの最高じゃないですか。
そしてその時間はもっと短く、握ってから30秒。たぶんそのくらい。
これは海苔を巻いた場合、その海苔もパリッと歯ごたえよく食べられる時間なんだけど、海苔を巻かない場合でも、炊きたての蒸気はそのくらいで抜けちゃうと思います。
もちろん炊き上がってからの時間にもよりますが。
たぶん、揚げたての天ぷらやくし揚げなども、そのくらいの時間で食べてほしいんじゃないかなって思うのですが。
とにかく言いたいのは、炊きたて握りたてというのは格別で、儚くもありがたいものなんだということです。
いつかそういうおにぎりも食べてもらいたいなと考えていたのですが、今の段階では実現は難しく、今回は見送りました。
食べてみたいという方がいたらできるかもなあ。
ご興味ありましたらお声がけください。
2016年6月20日月曜日
米で、けんぴ
先週ブログでのご案内はできなかったのですが、新商品シリーズの第二弾『米けんぴ 海苔醤油』が発売になりました。
お米でできた生地に海苔、黒ゴマ、柚子、かつおぶしを練り込んで、揚げ終わってから醤油をさっと塗った、おかきのような味わいです。
おやつとしてはもちろん、焼酎や日本酒、ビールのおつまみにも良さそうです。
そして今週も明日より、第三弾『米けんぴ 黒糖玄米』が発売となります。
こちらは玄米でできた生地に、押麦、ピーナッツを練り込み、揚げた後に黒糖の蜜をからめました。
白米よりもサクッと軽い食感で、ピーナッツと黒糖のコクのある組み合わせが楽しめます。
新作ラッシュですが、米けんぴシリーズはこれで基本となるものは出揃いました。
どれも手間がかかるので、三つ揃って店頭に並ぶことはなかなかないかもしれません。
ですが今後はこの『胡麻白米』『海苔醤油』『黒糖玄米』をベースに、少しずつ進化していこうと思います。
お楽しみに。
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何か新しいものを考える、試作の時間というものは、苦しいのだけど楽しい。
「けんぴ」ってそもそもなんだろう?
そんな疑問も頭によぎるんだけど、手を動かしてる時はそんなことはどうでもよくなってる。
おいしいもの、おもしろいもの、自分が食べたいもの、人が喜んでくれるもの。
まだなにかはっきりとは見えていないけど、作りたい。
それが僕にとっての「けんぴ」なのかもしれない。
もうこれからは芋けんぴ専門店なんて呼ばせねーぞ!
という、心意気でやっていきたいと思います。
2016年6月11日土曜日
おひつごはんで…
お店を開店してから初めて使いだした「おひつ」。
8ヶ月目になって多少黒ずみやタガが緩んできたりもしたけど、加藤けんぴ店のおにぎりにはなくてはならない道具です。
おひつの良さはなんといっても、炊き上がったご飯を保存するのに一番いい方法であることだと思います。
いつの頃からかご飯は保温するのが当たり前になっていたんだけど、ご飯にとって保温は炊き上がった状態からさらに熱を加えるので、どうしても劣化していきます。
確かに温かいご飯の方が、食べやすくておいしく感じるのですけどね。
前に勤めていたおにぎり屋で、初めて握りたての温かいおにぎりを食べた時は感動したものです。
そんなわけで僕も永らくご飯は温かいものと思っていたのですが、ある時に『司製樽』の原田さんいう桶やおひつを作っている職人さんにお会いしてから、おひつに興味が湧いてきました。
考えてみれば昔の人はみんなおひつを使っていたわけで、ご飯といえばほとんどが冷めたご飯だったのです。
いつでも温かいご飯が食べられるようになったとはいえ、温かくても美味しくなくなったご飯を食べた経験は誰しもがあるんじゃないでしょうか。
そして加藤けんぴ店という作り置きのおにぎりを出す店には、ご飯をおひつに移してから握るのが一番だという結論に至りました。
それでも始めた頃はまだ、冷めたご飯に対する負い目も少しありました。
しかしご飯の炊き方、おひつに移して握り始めるタイミング、おにぎりにしてからの保存の仕方、おひつの洗い方、乾燥の仕方など。
ひとつひとつ納得のいくやり方がみつかっていき、このおにぎりは全く別の価値をもっているものだと自信を持てるようになりました。
おひつごはんで、おにぎり。
さてここまでは前置きで、明日からこのおにぎりの新しい食べ方が登場します。
それが「冷やしだし茶漬けおにぎり」。
お好きなおにぎりに、かつおぶしと昆布でしっかりとった出汁をかけてお召し上がりいただけます。小鉢と漬物付き。
このだし茶漬けの一番のポイントは、冷めたおひつごはんのおにぎりに冷たい出汁をかけるところです。
つまりどういうことかって?
ぜひ食べて味わってみてください。
明日6/12(日)は特別営業で、11:00〜17:00で営業します。
2016年6月9日木曜日
米けんぴ
『米けんぴ』、できました。
試作をしていた新商品シリーズの第一弾。
お米で作ったけんぴ。
作り方は、炊いたご飯に押し麦と白ごまを混ぜる。そして成形して乾燥。
その後は芋けんぴと同じで、揚げて、砂糖蜜にからめる。
不思議なことにこれまた芋けんぴと同じく、中が空洞になるんですよね。
なのでロゴもそれをイメージしました。
さつまいものシーズンが終わりどうしようと悩んでいた時、隣のねじまき雲さんから、
「お米で作ってみては」というアドバイスをいただき、おお!いいかも!と作り始めた一品。
その発想はなかったなあ。さすがです。
ありがとうございます。
正直まだまだこれから進化していく商品だと思います。
これまでは、完璧に納得のいくものしか出したくない、というようなところもありましたが、最近はどうなっていくかわからないという遊びの部分もあっていいかなと思うようになりました。
お店の変わらないようで、ちょっとずつ変わっていく感じを僕も楽しみたいし、来てくれる方にも楽しんでもらえたらうれしいです。
とりあえずあと2種類、今月中に出せたらと企んでいます。
相変わらず手間のかかるものばかり作るので、少ししか出来ませんが、見かけたらぜひ。
2016年6月5日日曜日
おにぎらさせ
先日、今使っているところとは別の海苔屋さんの営業の人が来ました。
サンプルを食べてみて、今使っている海苔屋の社長さんがススメてくれた海苔は、やっぱりおにぎりに合ってるなあと思いました。
その話はさておき、その営業の方から興味深い話を聞きました。
おにぎり屋って増えてるのかなと思って聞いてみたところ、
「駅ビルのようなところにあるチェーン店は増えてるけれど、個人のおにぎり屋さんは減ってきている。」
だそうです。
原因は、単価がとれなくて商売としてやっていくには難しいから、と。
実際おにぎりを出すお店をやってみて、全くその通りだなと感じます。
でもそこで思いました。
だからこそ、ちゃんとした真っ当なおにぎりが食べられるお店を残していきたい。
チェーン店がちゃんとしてないということではありませんが、いろんな思惑が入り乱れていそうです。
一貫した想いをもって作られたおにぎりとは、やっぱりちょっと違うかな。
でもできることといえば、ただおにぎりを握らさせていただくことだけ。
そうそう。なぜか不思議なんですけど、おにぎりって握らさせてもらってるという意識になるんですよね。
おいしいおにぎりを作るコツは、握るんじゃなくて手を添えてカタチを整えるだけっていうんですが、まさにそのとおり。
作り方のコツだけじゃなくて、おいしいお米、塩、海苔、それを作る人届ける人、みんなの想いを整える、そんな意識の話でもあると思ってます。
だから尊敬の意味を込めて『「お」にぎり』なのかな、と。
そんなわけで、「おにぎらず」は作りません。笑
おにぎりを、どうぞ。
2016年6月1日水曜日
6月の予定
6月の予定です。
6/12(日) 10:00〜17:00 特別営業
6/26(日) 特別営業 営業時間未定
5月までは割りと予定が入ってましたが、今月からは全然予定がありません。
無計画とも言いますが…
ですが、いくつか試作を続けていて、なかなかカタチにならなかった商品達を完成させたいです。
そして第2、第4日曜日は特別営業をします。
特に第4日曜日は普段とは違うことをやろうと考えてますが、まだ決まってません。
決まり次第告知します。
ところで先月よりひっそりと販売を開始しました「けんぴのモト」ですが、現在はお試し期間として『おから』と『あずき』がセットになった袋で販売しています。
試食されたり、お買い上げいただいた方には概ね好評で、特にお子さんがおいしいと言ってくれてるのは、とてもうれしいです。
これも作り始めて4年が経ちます。
「芋けんぴ」が気になっている方も、ぜひ一度食べていただけたらなと思います。
それでは6月もよろしくお願いいたします。
2016年5月30日月曜日
加藤けんぴ展、閉幕
5月29日(日)に開催されました、加藤けんぴ展「新茶とおにぎりとあまいもの」は無事終了しました。
当日は天気もよく、暑いくらいの気温。
そんな中、加藤けんぴ店にいつも来てくれているお客様、はじめてのお客様、いろんな方が入れ替わり立ち替わりお越しくださりました。
ありがとうございました。
混み合うことなくゆっくりと、個性豊かな新茶や冷茶と、おにぎりや柏もちをお楽しみいただけたようで、未熟な部分もあったと思いますが開催できてよかったです。
僕も新茶をいただきましたが、しっかりした味わいのもの、甘みや香りが際立つもの、淡いけどずっと香りや旨みを感じるもの。
日本茶と言ってもこんなに違うものかと驚きました。
お越しいただいた日本茶インストラクターの柿沼さん、ありがとうございました。
少し季節外れにはなってしまいましたが、密かに作り続けていた柏餅もよろこんでもらえてよかったです。
和菓子屋さんのようにはいきませんが、プレーンな餅生地とこしあん、よもぎ生地とつぶあん、そしてサンキライの葉の塩気のバランス、なかなかいい感じになったかな。
いやーしかし餅は作るのが大変で、イベントではもう作れないかもしれません。
またどこかで出会えたら、その時を楽しんでもらえたらと思います。
イベントは終了しましたが、小原春香園茶舗さんの茶葉は引き続き販売しております。
普段使いに良い容量で冷茶に適した、香ばしい甘みのある深蒸し茶。
鹿児島県知覧産の、しっかりした味わいの新茶。
2種類をご用意しています。
柿沼さんの受け売りで、つたない説明かもしれませんが淹れ方もお伝えしますので、ぜひ一緒に楽しみましょう。
では加藤けんぴ展、これにて閉幕。
みなさま、ありがとうございました!
2016年5月26日木曜日
新茶イベント、メニュー詳細
22日は新茶イベントのプレ開催を行いました。
その日は近くで商店会のお祭りもあり、楽しくのどかな雰囲気のなか、多くの方に冷茶や新茶の試飲をしていただきました。
「これぞ日本茶って感じで美味しいね。」
「冷茶って甘くて美味しいのですね。」
などなど、うれいしい感想をいただきました。
ここでひとつイベント本番のメニュー内容変更のお知らせです。
セットで選べる冷茶が雁金茶の冷茶とご案内していましたが、諸事情につき鹿児島県知覧産の深蒸し茶の冷茶になりました。
こちらも小原春香園さんの煎茶で、冷たいのどごしの後に訪れる、香ばしい甘みと濃厚な味わいをお楽しみください。
そしてセットの新茶は、プレでも好評だった静岡県本山(ほんやま)地区の新茶。
こちらは青い香りが清々しく、甘み・渋みのバランスが良い新茶です。新茶なのにコク深く味わいのしっかりしたお茶になります。
この他個性の際立つ新茶を2種類。合計3種類常時出していきます。
少し試飲もできるようなので、どれにしようか迷われたら日本茶インストラクターの柿沼さんになんでも聞いてください。
おにぎりは先日お伝えした定番の具材に加えて、季節ものの「新しょうがと炒りごまの玄米おにぎり」もできました。
新しょうがのさわやかな風味と炒りごまの香ばしさを味わえます。
あとあんまりこういうことは言わないんですが、定番のおにぎりも日々ブラッシュアップしていってます。
開店当初と比べると、炊き加減、握り加減などかなりいい感じになってきていると思うので、ぜひ味わってください。
あと柏餅。
GWにも作りましたが、こちらもレベルアップしています。
柏餅の世界は思った以上に奥が深くて、練り込みや味噌あんなど、まだまだ知らない世界が広がっています。
それは来年のお楽しみにして、今年は西日本の柏餅「サンキライ」の葉っぱで包んだものを作ります。
コシのあるプレーンこしあんと、春の香りのよもぎつぶあんの2種類です。
今回はお茶とのセットでの提供ですが、追加の場合のみ単品での注文も可能です。
お茶単品の追加も可能です。
しかし改めて、
いやー、お茶っていいですね。
って感じです。
しかもそれは日本茶インストラクターの柿沼さんが淹れたからこそなんです。
自分でも淹れてみましたが、どうにも違いが出せません。
そのお茶の特徴を理解して、お湯の温度、抽出時間などを調整して、どの部分を引き出すか。
そういう技術を持った方の淹れたお茶は全然違います。
いきなり同じようにはできませんが、これをきっかけにお茶を飲む楽しみが見つかればうれしいです。
それでは、29日楽しみにお待ちしています。
2016年5月19日木曜日
段階的サマータイム
二十四節気の立夏を迎え、初夏を感じさせる時が増えてきました。
朝出勤する時間は、寒いうちはまだ真っ暗でだれともすれ違うことはなかったのですが、この頃はちょうど日の出の時間となり、よく人とすれ違うようになりました。
明るくなったから動き出す。
人間も、他の生き物と一緒で、昔から変わらない自然のサイクルなんだろうなあと感じます。
もうひとつ感じること。
お店が西向きなので朝は快適なのですが、日中は西日が厳しく、正直暑いです。
みなさんそれを感じてなのか、その時間になると人通りが少なくなります。
これは太陽に文句を言っても仕方ないので、自然のサイクルに従って生活を合わせていくのがいいと思います。
本当は6月からサマータイムを導入しようと考えていたのですが、もう暑いしそこまで待つ必要もなく、でもまだ準備も整っていませんので段階的にサマータイムを導入します。
現在平日の営業時間は、
7:00〜10:00 12:00〜17:00
となっていますが、明日20日からは
7:00〜10:00 11:30〜16:30
といたします。昼の営業が30分だけ前倒しになりました。
土祝の営業は今のところ変更はありません。
もう少し前倒しする予定ですが、しばらくはこの時間で営業いたします。
12時前に買いに行きたいという声も聞いていましたので、この機会にぜひご利用ください。
よろしくお願いいたします。
2016年5月17日火曜日
新茶とおにぎりと甘いもの
ちょうど10年前。
大阪で家具デザインの専門学校を出て、学習机を作る会社に勤めていました。
でも新社会人で生意気だったのかもしれませんが、どうにも仕事や毎日の生活に手応えを感じられないでいました。
自分がやりたいことはなんなのか。
なにかおもしろいことはないかな?
そんなことを考える毎日でした。
これは願望なのかもしれませんが、おもしろいものって気付いてないだけできっと身近にもあるはずと思っていました。
デザインが気に入っていた土瓶があったので、じゃあお茶でも飲むかと日本茶を買いにいったのです。
フツーの近所にあったイオンに入っている『小原春香園茶舗』さんに行きました。
全然期待もせずに、どんなものがあるんだろうってくらいの気持ちで。
なんとなく並んでいる商品を見ていると、
「まあ一杯飲んでいきなさい。」
と店主の小原さんに言われました。
一杯いただくと、
「こんなのもある。」
ともう一杯。そして、
「アイス食べる?」
となぜか抹茶ソフトクリームまでいただいてしまいました。
そんな感じでどんどんお茶をいただきながら、小原さんの日本茶トークは過熱していきました。
そして何度か通っていたある日。
その日も珍しいお茶を飲ませていただいて、
「味わかるか?」
僕が「うーん…」と言っていたら、
「わかられても困る。わかるには10年早いわ。」
ええええええっーって思ったけど、確かにそうだよなあと妙に納得してしまいました。
かなり衝撃な言葉で、人によっては怒りだすかもしれません。
でも今思うと、僕にとってはその時一番聞きたかった言葉なんだったんじゃないかなあ。
だって、身近なものが10年かからないとわからない、奥深いおもしろいものだって言ってくれたのですから。
その言葉のおかげで、今の道を選んだとも言えます。
まさか近所のイオンでそんな出会いがあるとは思ってなかったですけど。
10年経った今。
日本茶はたまーに楽しむ程度なんで、相変わらず味はわからないのですけど。
しかしまた日本茶に関わる出会いがありました。
それが今回協力していただく、日本茶インストラクターの柿沼さんです。
三軒茶屋にあったtocoro cafeで知り合い、そのtocoro cafeさんの後押しもあり日本茶ワークショップを開催しました。
そして僕も日本茶に合わせるお菓子として、芋けんぴで参加させていただきました。
柿沼さんも小原さんと同じくかなり熱い方で、その知識と探究心にはいつも感服しています。
出会いがあり、そして相応の時間を経て、この度加藤けんぴ店で最初に企画するイベントとして、新茶を楽しむ機会を設けました。
合わせるのは、おにぎり。そして甘いものも。
題して、『加藤けんぴ展「新茶とおにぎりと甘いもの」』です。そのまんまですね。
以下詳細です。
加藤けんぴ展「新茶とおにぎりと甘いもの」
5/29(日) 11:00~17:00
●おにぎりセット
お好きなおにぎり2個+雁金茶の冷茶・・・600円
or新茶・・・700円(氷は+50円)
●柏餅セット
柏餅(プレーンこしあんorよもぎつぶあん)+雁金茶の冷茶・・・400円
or新茶・・・500円(氷は+50円)
おにぎりの種類は定番の「油揚げおかか、昆布、鮭、特製ツナマヨ、梅干し、鶏そぼろ、たらこ、玄米塩にぎり」より選べます。
・今回はセットでの提供とさせていただきます。
・おにぎり、柏餅は追加のみ単品での購入可能です。
・お取り置き予約を承ります。方法は最後に記載しますのでご確認ください。
では日本茶インストラクターの柿沼さんより、新茶の解説を。
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今年の新茶は、新茶らしい蒼い香りは柔らかめですが、味にとても深みがあります。
心地よい甘みと肌理(キメ)の細かい清々しい渋み、ノドの奥を駆け抜ける蒼い風のような香りをお楽しみいただけると思います。
セットの新茶メニューの解説です。どれも加藤さんのおにぎり、柏餅とのマリアージュをご堪能いただけるよう、セレクトしています。
セットの新茶は、常設の2種類プラス2~3種類を入れ替えて出しているので、そこから1種類お選びください。簡単に新茶のご紹介を。
常設の新茶は、加藤さんが食に目覚めるきっかけとなった、大阪の小原春香園さんの新茶です。静岡県の本山(ほんやま)産、鹿児島県の知覧産の2種類で、どちらも個性ある味わいのお茶です(詳細は後ほど続報にて)。
数量限定、入れ替えの新茶も一部ご紹介。
①今年静岡で一番最初に摘まれた、丸子(まりこ)という地域の新茶
(手間のかかる露地栽培ものの手摘みの新茶)
②静岡茶発祥の地、足久保地区(山あい)の新茶
③新進気鋭の若き名人が育てた有機栽培の静岡県山間部の新茶
もし、複数飲んでみたい! という奇特な方!?がいらっしゃいましたら、当日ご相談ください(またはお取り置きメールでコメント頂けると助かります)。
さらに稀少で珍しい新茶と、加藤さんの"けんぴのモト"のマリアージュをご提供します。
こちらは喫茶限定メニューとして2種類ご用意。3種類の淹れ方で楽しんでいただきます(詳細は後ほど続報にて)。
①"まちこ"の新茶(大走り)
500円(+氷で50円増し)
"まちこ"と言っても、まちこさんが作ったわけではありません(笑)
お茶葉自体が桜餅の香りがする、"さくらかおり"という稀少品種の新茶です。静岡県の清水で作られ売られているものに、まちこという名が付けられています。
桜餅の甘い香りの中に、新茶特有の蒼い香りが爽やかにたなびく心地よさをお楽しみください。
②"清明"節の新茶
800円(+氷で50円増し)
"清明"と言っても、陰陽師が作ったお茶ではありません(って"節"ってあるから気づきますよね 笑)
二十四節季のひとつ「清明節(せいめいせつ 毎年4/4~4/5)」頃に手摘みされた新茶のためこの名が付けられています。
静岡で最も"匠"な茶作り名人の一番弟子(跡取り)による珠玉の逸品。
一切ブレンド無し。名人の単一畑(ほぼ単一品種)から手摘みして作られた稀少な新茶です。
口に含めば、その透明感のある澄みきった味わいの向こうに、このお茶が育ってきた壮観な山あいの茶畑が浮かび、蒼い風に包まれるような心地がします。至福の"時間旅行"をご堪能ください。
*****
新茶以外のお茶として、小原春香園さんの雁金茶の冷茶をご用意しました。
雁金茶(かりがねちゃ)とは、玉露やかぶせ茶、高級煎茶の茎の部分だけを集めたお茶の事です。
茎茶は実は、お茶の葉の部分よりも糖質が多く、甘やかな味わいのお茶になります。熱湯で淹れても軽やかで柔らかい甘さを楽しめるので、毎食中にお茶を飲む習慣のある静岡や、お茶通の人々が良く好んで飲んで飲むお茶です。
今回は、暑くなり始めた今の時期にぴったりの冷茶で楽しみいただきます。
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そして今回、楽しみにしてきたのにおにぎりや柏餅が売り切れてた、という事態はとても心苦しいですのでお取り置き予約を承ります。
以下の内容をメールかお電話にてご連絡ください。
1、お名前(フルネーム)
2、連絡先電話番号
3、セットのおにぎりの種類(定番の具材から) か 柏餅の種類(プレーンかよもぎ)
4、セットのお茶の種類(雁金茶の冷茶か新茶(希望があれば種類も))
メールは、 info@kato-kenpi.com
お電話は、 042-312-2370 まで。
長くなりましたが、最後にもうひとつ。
本番は29日(日)ですが、今週22日(日)にプレイベントも行います。
11時よりなくなり次第終了です。
この日はおにぎりと雁金の冷茶、小原春香園茶舗の新茶をお召し上がりいただけます。
近くでこの地域のお祭りもありますし、どんな感じなのか気になった方はぜひ気軽にお立ち寄りください。
ではみなさまと日本茶の魅力を感じられる、いい時間を過ごせるよう頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
どうぞよろしくお願い致します。
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