2016年9月3日土曜日

日常















湯布院に来て一ヶ月が経ちました。

まだ青かった稲穂も黄色く色づいて、収穫の時をまっています。
子供の頃によく見た懐かしい景色です。
でも大人になって改めて見ると、美しい景色だなあと立ち止まって見ていました。

こちらでの生活にも慣れてきて、東京での目まぐるしさを忘れそうになっています。
でもそれもそろそろ終わり。
この後熊本に立ち寄り、そしてまた加藤けんぴ店での日々が始まります。


毎日の暮らし。日常。
中学生くらいまでの僕は、そういうものにうんざりしていました。
同じような毎日を繰り返し、この先も通る道は決められている。
そんな風に思っていました。
でも高校生あたりから、これはどうやらそういうものではないぞと気付きました。
以来安定とはほど遠い日々を送ってきています。

「暮らし」や「日常」という言葉は、今すこし美化されすぎている気がします。
同じような日々のくり返しでも、考えひとつで見えてくる景色が変わる。
意志ひとつで大きく変えることもできる。
そして自分の意志に関わらず、大きく変えさせられてしまうこともある。
そういうことと隣り合わせなのが、僕たちの普段の生活なんじゃないかと思っています。

まあそんな考え関係なく、普段の日々を楽しんでる方たちはたくさんいます。
大事なのは外からのイメージに惑わされることなく、自分の気持ちに素直になることですね。
どうにも、これが美しい幸せな日常だっていうイメージが出回りすぎてる気がしてね。


ここでひとつ発表。
加藤けんぴ店の再開は、9/18(日)の予定です。
数日間は芋けんぴだけの販売です。
詳細はまた後日に。




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