2016年2月12日金曜日

紅まさり











twitterではお伝えしましたが、明日追加分より「みたらし」に使っているさつまいもが、「紅さつま」から「紅まさり」に変わります。

ちょっとマニアックな話ですが、これまで使っていた紅さつまは、高系14号という品種から改良されたもので、同じような親戚として「鳴門金時」や「宮崎紅」「大栄愛娘」などがあります。
「宮崎紅」や「大栄愛娘」は芋けんぴに使ったことがあって、結構芋けんぴに向いている品種だと思います。
それで同じように「紅さつま」も使っていたのですが、意外と難しかったです。
土や生育環境にもよるのでしょうが、意外と水分が多くてカリッとしないんですよね。
しっかり揚げると結構焦げたような色になります。
でもそれもいいなと思ってやってました。

今度の「紅まさり」はなんだか不思議な芋です。
粉っぽくもなく、かといって紅はるかほどのねっとり感もなく、ほどよいしっとり感のある芋というのでしょうか。
芋けんぴにすると、結構曲がったりして形は悪いのですが、パイ生地のようなザクザクとした軽い食感になりました。
これは意外とおいしいかも。
この不思議な食感、ぜひ試してみてください。


ところで芋けんぴの試作をしているとお伝えしましたが、結構苦戦しています。
ひとつ方向性は見えたので、もう少しお待ちください。
こちらもお楽しみに。

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