2016年2月22日月曜日

甘堅












昨日で確定申告もなんとか完了。

確定申告はやり始めたらなんとかなるんですよね。帳簿の記入をさぼってなければ。
でもやり始めるまでが大変ですね。

コツはやる日を決めることと、あんまり苦手意識を持たないことかなあ。
難しそうにみえるけど、じっくりひとつずつ見ていくとなんとなくわかってきます。
ぼんやり全体が見えてきたら、今は便利なソフトがあるから割りと楽かな。


さて本題。

最近芋けんぴがちょっと堅くなってきていることに気付いている方はいるでしょうか?

なぜ堅くなったか。
ここからは、自分の経験と少し調べたことからみえてきた考えで、正しい答えではないかもしれません。

さつまいもは長く貯蔵しておくとデンプンが糖に変わって、さらに水分が抜けて糖分が濃縮し甘くなるそうです。
収穫したての季節は、デンプンの多い黄金千貫などを切るとパリパリッと裂けるように切れるものが多いのですが、今くらいの季節になるとしっとりとしていて、ジャガイモを切るみたいにスーッと切れるようになります。

甘くなるのはいいのですが、芋けんぴは大学芋とは違ってポテトチップスのようなカリッとしたお菓子です。
カリッとさせるには、デンプンが多い方がいいのです。

砂糖と片栗粉をイメージするとわかりやすいかもしれません。
唐揚げの衣に片栗粉を使うとカリッと軽い食感になりますよね。
そんなことする人はいないと思いますが、代わりに砂糖を衣にして揚げるとどうなるでしょう。
たぶん真っ黒になると思います。

そんな感じで、芋けんぴもデンプンが減って糖分が増えると、なかなかカリッとならないし、ちょっと焦げっぽくなって、カリっていうよりガリッと堅い感じになるんです。

でも甘みは感じられるし、堅い方がその甘みを噛みしめて味わえていいんですよね。

みなさんもそれを感じてか、一番堅い黄金千貫が最近の人気です。
あと今、ヒミツの芋けんぴも少しだけあったりします。
堅くて噛みしめるといったら、この味だよねえってことで。


では今週もよろしくお願いいたします。
おにぎりは先週好評だった「ふきのとう味噌」をまた作りました。
あと今週の玄米和えおにぎりは「煎り大豆とじゃこ」です。

そして今週は特別に2/28(日)も11〜18時で特別営業します。
普段タイミングが合わない方、この機会にどうぞ。
隣のねじまき雲さんや、すぐ近くのカフェスローさんでもおもしろいイベントが開催されるようです。





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