2018年6月24日日曜日

らっきょう仕事














今年もらっきょう漬けを仕込みました。

年々量が増え続け、今回は30キロ。店内に香りが充満しています。


元々は、おにぎりで一番好きな具材の『ツナマヨ』を、さらにおいしく食べるにはどうしたらいいだろうと考えた時に、たどり着いた答えが「らっきょうの醤油漬け」でした。
甘酢漬けしか食べたことはなかったけど、自分で手作りしてみて『ツナマヨ』が完成した時、ちゃんとイメージ通りの味になっていました。
今でも一番好きな具材です。(お店ではあんまり人気はないけど)

らっきょうの醤油漬け自体は、お酒のおつまみや、滋養のある一品として人気商品となり、仕込みが追いつかないくらいになりました。


去年はらっきょうを仕込む会としてイベント形式で行い、いろんな方にらっきょうの手仕事を体験していただきました。
らっきょう仕事は本当に地味で、さらに忍耐が必要です。

一粒ひとつぶ、先端と根を切り落とし、薄皮を剥く。
一キロでも100粒はあるでしょう。
ひたすら、切って剥きます。

ウチの漬け方は、下漬けなしで熱い漬け汁をそのままらっきょうにかけて終わり。
わりとすぐ食べられるようにはなりますが、個人的には涼しくなる9月10月頃まで漬けて、味が馴染んできた方が好みです。


古漬けになって味が濃くなったら、刻んでポテサラやカレーの隠し味に。
ひき肉と相性が良さそうだから、ミートソースやハンバーグに入れても美味しそう。

余った漬け汁は、お酢や塩で味を調整して再度漬け汁に。
生姜と一緒にきゅうりや茗荷、少し湯通ししたレンコンや人参などの根菜を漬けても美味しいです。
その他、酢飯にしたり、オイルを加えてドレッシングにしてもいいと思います。

それでも余った漬け汁は、次の年の漬け汁に加えてます。
前年のらっきょうの旨味が染み込んだ秘伝の漬け汁です。


今年は時間がなくイベントとしては出来なかったけど、また機会を作ってみんなでらっきょう仕事をやりたいですね。

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