2018年7月22日日曜日

平湯温泉

※7/9〜7/30まで、夏期休業となります。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。

















3泊4日の旅。ふたりで行って来ました。
まず目指すのは平湯温泉。

5年前、人間関係が嫌になって自然が多いところに行きたいと4ヶ月間住込みバイトをしていました。
そこにもいろんな人がいたけど、なにより自然の中でゆっくりと自分をみつめ直し、素の自分を取り戻せた思い出の地です。

新宿からバスで4時間半、途中の山や川に先日の豪雨の影響を感じつつ到着。
連日の猛暑が続く中、平湯の気温は30℃。湿度はなく快適。
しかし日差しは強く、記憶にある平湯よりはずいぶん暑かったです。

ここから上高地や乗鞍、穂高を目指す人がほとんどだけど、僕たちは平湯を満喫します。

まずはカフェマスタシュで昼食。
山奥とは思えないオムライスカレーは以前と変わりなく、そこにあり続けてくれる安心感を感じました。














そして次は平湯大滝に。
道中の坂は暑さのせいか歳のせいかわからないけど、思ったより厳しかったです。
それでも滝に近づくにつれひんやりと冷たい風が吹き、普段では目にできないスケール感に心を打たれます。
滝壺に落ちた水が霧状になって斜面の植物を揺らしていたがきれいだったなあ。
そういうの、写真ではまったく伝えられません。















次は、お気に入りの場所だったところへ。
傾斜はゆるく、細いけど高さのある木々に包まれ、視界の開けた誰もいないこの場所で、ゆっくりと自分をみつめ直したあの時間は忘れられません。
30歳を過ぎた今の自分を作ったのはあの時間のおかげ。
今回はふたりで訪れ、目をとじ深く深呼吸して、これからのエネルギーを充電してきました。















次は、樹齢1000年の大ネズコのところに。
ここも思ったより厳しいちょっとした登山の末に到着。
1000年の時の積み重ねはもう想像のしようもなく呆然とするだけですが、その姿は大きなうねりと静かな佇まいが混在し、圧倒的な存在感を放ちます。
時の積み重ねや生き残る理由、自然とはなにか。
考えることは普段と全く違っていて、ずっと眺めていられます。
















帰りは少し冒険をしてケンカになりそうでしたが、ソフトクリームを食べ、温泉に入り、飛騨牛を食べ、ヘトヘトでしたが良い一日となりました。

翌日は飛騨高山へ。(つづく)

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