2018年7月24日火曜日

飛騨高山

※7/9〜7/30まで、夏期休業となります。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。


平湯温泉からバスで一時間、飛騨高山に到着しました。














観光地として栄えていて、見て回るには楽しいところです。

まずは宮川朝市に。
手作り漬物や伝統工芸の一位一刀彫の作品など売られています

そのあと古い町並みと呼ばれる通りに。
いかにも観光客向けなところではあるけど、古くから続く酒蔵や味噌蔵、木版画の工房などおもしろいものもたくさん。















オススメは少し外れにある『古民芸 倉坪』。
古道具がところ狭しと並べられていて見ているだけで楽しいです。
しかもこちらも伝統工芸の漆器、飛騨春慶塗の器の数々もお値打ち価格で販売されています。
木目や色合いの美しい春慶塗をお土産としてご自宅で使ってみてください。














そしてこの旅最大の目的地、ゲストハウス&カフェ『SOY』さんへ。















築100年を超える古民家を改装して、古川さんご家族が営んでるゲストハウス&カフェです。

一階がカフェになっていて、広い吹き抜けの空間に薪ストーブもあり、慌ただしい僕たちの旅のなかでも、のんびりと過ごせたよい場所でした。
二階のゲストハウス部分も窓の光の取り方、共用部分の外を眺められるスペースなど、随所に心地いい空間を作り出している工夫がありました。

晩ごはんは古川さんご家族と一緒にいただきました。
みずみずしくて素材の味がしっかり感じられるトマトやキュウリなどの野菜。
ひと手間加えられたやわらかくて臭みもない鹿肉のカツなど。
おいしい料理をいただきながら、楽しいお話ができました。

特に盛り上がったのは地方移住のお話。
古川さんご家族も東京から移住して高山に移られていて、もちろん大変なことはたくさんあるだろうけど、自分たちのやりたいこと、気持ちがいいなと思うものに素直にしたがって行動している姿はとてもまぶしかったです。
僕も日頃から東京の価値観だけでモノゴトをみるのはよくないなと思っていて、いつかはサツマイモ畑をやってみたいという願望もあるので、とても参考になりました。

ちなみに僕は旅行のときはいつも本を一冊持っていきます。
いつもは古典的な小説が多いのだけど、今回持っていったのは渋谷でバーを営んでいる方のエッセイ。
SOYさんとは真逆のような話で、東京にはいろんな人、店があって、そこでおもしろく生きていくやり方のようなことが書かれています。
全然意図していない対比だったけど、東京と地方。これからも考え続けたいテーマです。



平湯、飛騨高山ともに一度訪れた場所だったけど、一緒に行く人、新しく出会う人、そして時の積み重ねにより、みる視点や新しい体験など全然違うものになりました。
旅にはそういう楽しみ方もあるのですね。

さて次は金沢へ。
今まで馴染みのなかった日本海の海の幸。食べるぞー!(つづく)


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